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ETLツールを利用するメリット・デメリットとは?

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この記事を読んでいる方のほとんどは、「自社の保有しているデータを効率よく活用したい」「ETLツールといったサービスを聞いたことがあるが、導入するメリットやデメリットを知りたい」など、さまざまな悩みや疑問を抱えているでしょう。ETLツールは、企業が扱っている複数のデータベースを操作することで重要なデータだけを集約し加工・抽出できるシステムです。ETLツールを導入することで多くのメリットがありますが、一方でデメリットもいくつかあります。そこで今回は、ETLツールを導入するメリット・デメリットを詳しくご紹介します。両方の特徴を知ることで効果的に活用することができます。上記のような課題を抱えている方はぜひ参考にしてください。

ETLツールを導入するメリット

まずはETLツールを導入するメリットをご紹介します。ETLツールではさまざまな機能を利用することができ、効果的に活用することで以下のようなメリットを得ることが可能です。

  • データの加工時間を短縮
  • 定期的な情報更新
  • データの高速処理
他にも数多くのメリットがありますが、ここでは上記の3つにまとめて解説していきます。

データの加工時間を短縮

まず1つ目のメリットは、保有しているデータを簡単に加工できることです。ETLツールを導入しない場合、膨大な量のデータを人の手で集計したり検索する作業が出てきます。時間をかければできない作業ではありませんが、人為的なミスが起きたりかなりの時間を消費してしまうなど、いくつか問題があります。しかし、ETLツールを導入することでこれらの課題を解決することができます。ETLツールでは企業で扱っているデータベース(Excelや顧客管理システムなど)を繋げて一括管理する機能が備わっています。そのため、欲しいデータだけを抽出し、見やすい形式や欲しい情報に加工して書きだすことが可能です。この「抽出・加工・書き出し」の一連の作業はETLツールにデータを入力することで完了します。つまり、数人で情報入力作業をするだけで分析作業を行えます。

定期的な情報更新

2つ目のメリットは、常に最新の情報を管理できることです。ETLツールでは、時間を設定することで定期的に情報更新をすることができます。例えば、食料品を販売している企業の場合、在庫数の把握はかなり重要です。在庫数の状況や実績が古い情報のままだと、販売機会の損失に繋がる可能性があります。しかし、ETLツールを導入することで上記の課題を解決することができます。ETLツールを活用してPOSシステムと在庫管理システムを連携し、常に情報の更新が行われるよう設定した場合、一定時間で商品の在庫状況が更新され、少ない商品や売れ行きの良い商品を早い段階で発注することができます。その時の情報に合わせて行動できるため、効率の良い業務を行うことが可能です。

データの高速処理

3つ目のメリットは、データの高速処理ができることです。規模が大きい企業ほど、扱うデータが膨大になります。さまざまなデータを抽出して加工するだけでも数十時間以上かかるケースもあり、コストパフォーマンスが悪いでしょう。しかし、ETLツールを利用することでこれらに費やしていた時間を半分以上短縮することが可能です。データ移行をスムーズに行えるだけでなく、インデックスの作成や統計データの加工など多岐にわたる工程を短縮できます。

ETLツールを導入するデメリット

上記では、ETLツールを導入するメリットをご紹介しました。数多くの魅力があるETLツールですが、デメリットもいくつかあります。良い面悪い面両方知ることでより効果的に活用できるでしょう。

ツールの導入にコストがかかる

デメリットの1つが、ツールの導入に高いコストがかかる点です。ETLツールは搭載されている機能に応じて価格が高くなります。一定基準の機能を利用したい企業は、あらかじめ予算を設定し範囲内で利用できるツールを導入しましょう。また、料金体系もさまざまで、従量課金型から月額制などがあります。最近の傾向では、月額制で自社のニーズを満たすことができるツールが選ばれています。

最低限のITリテラシーを必要とする

ETLツールは、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)と呼ばれるマウスやアイコンを用いた、誰でも簡単に扱える形式に設計されています。とはいえ、最低限のITリテラシーがないとうまく活用できません。そのため、教育環境を整えるためにコストなど、ツール以外のコストが必要となります。既に顧客管理システムや在庫管理システムといったITツールを導入している企業でしたら、多少は扱いになれていると思いますが、それでも最初は戸惑うものです。ツールの使い方を詳細にまとめたマニュアルを用意し、活用時のルールも同時に設定しておきましょう。

まとめ

この記事では、ETLツールを導入するメリット・デメリットを詳しくご紹介しました。ETLツールを導入することで、データベースだけでなくExcelや外部のデータを連携することが可能です。また、さまざまなデータや情報を活用した分析をすることができます。「会社全体のデータを連携したい」「保有しているデータを効率よく活用したい」など考えている企業は、ETLツールの導入をおすすめします。

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    ice

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