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意外とやってない?マーケティングリサーチはなぜ必要なのか?その実践方法は?

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今の時代、「マーケティング」は非常に重要な課題となっています。 どれだけ良い商品であっても、売れなければ意味が有りません。 売るためには、製品の改良も必要ですが、それ以上に 「どのように売るのか」 ということが重要なのです。 そんな製品やサービスの開発・改良において重要になってくるのがマーケティングリサーチになります。 マーケティングリサーチを行うことで、少なからず商品開発の方向性が決まるなどのメリットが大きいため、しっかりと実践していきたいものです。

マーケティングリサーチとは

マーケティングリサーチとは

マーケティングリサーチとは マーケティングリサーチとは、名前の通りマーケティングにおけるリサーチ(調査)になります。 このマーケティングリサーチの最大の目的としては 「マーケティングの意思決定をサポートする」 という事です。 例えば商品を開発する際に、なんの制限や情報も無ければ、 ・商品価格を1万円にするのか100万円にするのか ・子供をターゲットにするのかお年寄りをターゲットにするのか ・一度購入したら10年利用できる様な商品にするのか消耗品にするのか ・利益率は10%にするのか50%にするのか など、あらゆる選択肢が出てきてしまいます。 この中から、ランダムで選ばれた内容で作成された製品が売れるとは考えにくいですよね。 そんな事が可能であれば、どの企業も既にお金持ちになっているはずでしょう。 自由に選択できる製品開発において 「根拠を持って選択ができる」 そのためにも、マーケティングリサーチが重要になってくるのです。 ビジネスにおいて100%成功するという事は有りえませんが、成功率を10%だったものを15%に上げる。 これをサポートできるのがマーケティングリサーチなのです。

市場調査とは別物?

マーケティングリサーチと聞くと、似たような言葉として「市場調査」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 マーケティング(市場)のリサーチ(調査)ですから、直訳すると同じ意味にも取れます。 これらの定義に関しては、サイトや企業によっても若干意味合いが変わってきますが、この記事では、 【市場調査】 過去から現在においての、市場の動向や数値を把握するもの 【マーケティングリサーチ】 現在の状況を把握し、将来的にどの様なニーズがあるのかを分析するもの という形で定義したいと思います。 要するに、過去からの傾向を見るのか、将来的なニーズを探るのかの違いになります。 この記事では、マーケティングリサーチを主題としていますので、過去のデータの傾向よりも現状・未来に目を向けた内容になることを念頭に置いて頂けると有り難いです。

マーケティングリサーチには定量調査と定性調査がある

マーケティングリサーチの種類は様々です。 昔は該当調査によるアンケートやダイレクトメールなどがメインでしたが、今では様々なツールが登場しており、ネット広告やLINE・SNSを活用したリサーチなど、多種多様になっています。 しかし、大きく分けると2種類のマーケティングリサーチが存在します。 それは、定量調査と定性調査です。 定量調査とは、数値としてカウントできる内容の調査になります。 例えば ・年齢 ・年収 ・利用頻度 ・家族構成 ・ある物事に対して知っているか否か などは数値としてカウントすることができます。 反対に、数値としてカウントが難しいものを調査することを定性調査と言います。 例えば 「なぜ勉強が大切だと思うか」 という質問。 大切だと思うか否かであれば、YES/NOで答えることが可能ですが、「なぜ」と言った質問内容では、回答は人によって変わってきます。 定性調査を活用するパターンとしては、顧客が抱える問題の背景を知ったり、根本的な原因を探るような場合に活用されます。

マーケティングリサーチの実践手順

マーケティングリサーチの実践手順

マーケティングリサーチの実践手順 では、実際にマーケティングリサーチをしようと思ったら、どのような手順で行うべきなのでしょうか。

企画

まずはじめに、リサーチ自体を企画するところから始めます。 マーケティングは、基本的には経営課題とセットになることが多いです。 どのようなリサーチを行う際にも、経営課題に則した目的があるはずです。 例えば、 ・売上アップ ・知名度アップ ・クレーム削減 ・ブランドイメージ改善 など、何かしらの課題があるからこそリサーチが必要になります。 そのため、 「今回のマーケティングの目標」 に合わせた企画を用意していきます。

設計

次に、企画に合わせたリサーチ設計をしていきます。 設計の際には、 「回答者がアンケートの存在を知る」 というところから 「回答を分析する」 という段階までの道順を検討します。 回答者が高齢者の場合は、アンケートをインタビュー式にする方が答えやすいでしょうし、反対に若い世代に向けて調査したいならネットで完結する方が気軽に参加してくれる可能性があります。 回答者が ・既存客のみ ・未購入者のみ ・全世帯 のいずれを対象とするのかでも、告知方法が変わってきます。 回答率を高めるためには、何かしらの報酬を用意するのが良いでしょう。 他にも ・データの集計をどのように行うのか ・回答期限をどうするか ・回答のリマインドの頻度 ・回答者のチェック方法 などを事前にしっかりと準備しておきます。 この時に重要なのは、 「最も重要なのは分析や課題解決である」 ということです。 マーケティングリサーチに慣れていない人がリサーチを行う際、どうしてもリサーチを行うこと自体に必死になってしまいます。 しかし、前述したように 「経営課題があるからこそのリサーチ」 であるため、集計自体よりもその後の分析が最も重要になるのです。 それをしっかりと覚えておくべきでしょう。 回答の収集は、ネットで完結する際には比較的早く集計が可能になりますが、DMなどは回収までに時間がかかるため、余裕を持った締切に設定できるように調整が必要になるでしょう。 そのため、設計の段階でスケジュールの管理も重要になります。

調査

次に、実際に調査を行っていきます。 この段階で重要なのは、データ化です。 例えば、次回以降のマーケティングにおいて ・今回の回答率 ・回答率の高い年代 ・配信時間と反応率 などは非常に有効な情報です。 マーケティングリサーチの質自体を高めるためにも、しっかりとデータを残しておきましょう。

分析・改善

実際にデータが集まったら、そのデータを分析ていきます。 分析の手法には様々な物があり、有名なものをいくつか挙げていきましょう。

4P分析

 

4P分析とは、 ・製品(Product) ・価格(Price) ・流通(Place) ・販促(Promotion) の4つの点から分析を行う方法です。 基本的に、この4つのPのどれを外したとしても、商品が売れるのは難しいでしょう。 例えば、製品としての質が低いのに商品価格が高ければ、売れないだけではなく将来的なクレームのリスクも大きくなります。 折角良い商品を作ったとしても、流通や販促が不十分であれば、商品をユーザーに知ってもらえない可能性もあります。 ターゲットとなる顧客に対して、予算をオーバーする様な価格設定にしてしまっては商品購入は難しくなります。 このように、同業他社や類似商品などと比較した際に、自社の製品はどの様な点で優れているのかなどを把握しておく必要があるのです。

 

3C分析

 

3C分析とは ・Customer(市場・顧客) ・Competitor(同業他社) ・Company(自社) という3つの点から分析を行う方法です。 さきほどの4Pが製品を中心に考えているのに対して、3C分析はポジショニングに重きを置いています。 例えば、本当に良い商品でも、全く同じ商品が既に市場に出ていたとすると、インパクトも無ければ、売り出すのが難しくなります。 このように、同業他社と自社・そして現在の市場の状態によって、同じ商品でもその評価は大きく変わります。 極端な例になりますが、今ではテレビが比較的安価で手に入りますが、十数年前は今よりも性能の低いテレビが今よりも高額で販売されていました。 このように、技術的にレベルの高いものでも、同業他社が多く、価格競争が生まれているような業界では、価格は下がります。 そういった視点から分析するのが3C分析になります。

 

SWOT分析

 

SWOT分析とは ・強み(Strength) ・弱み(Weakness) ・機会(Opportunity) ・脅威(Threat) を分析していく手法です。 強みや弱みを見ていくという点から、「3C分析」と近いのではないかと感じる人も多いかもしれません。 なぜなら、強みや弱みというのは、「誰と戦うか」で変わってくるからです。 しかし、3C分析とSWOTの違いというのは、SWOT分析の方が 「市場の変化に柔軟に対応する」 という側面があります。 3C分析が、現状の市場の状況に対して自分のポジショニングを検討していくのに対して、SWOT分析の場合には、強み・弱みをしっかりと把握した上で、 「その時々の市場の状態において、どのようなカードを切るか」 ということが重要になってくるのです。

 

提案

最終的に分析結果を元に、経営課題を解決するための提案を行っていきます。 この提案内容が最も重要です。 注意するべき点としては、提案内容が最初に設定した経営課題を解決するためのものになっているのかという点です。 更に、短期的な改善を目指すのか、長期的な改善を目指すのかによっても提案内容は変わってくるでしょう。 そのため、提案資料の作成時には、再度目的を明確にする必要があるでしょう。

マーケティングリサーチのコツ

マーケティングリサーチのコツ

マーケティングリサーチのコツ では、実際にマーケティングリサーチを行う上で、どのようなコツが有るのでしょうか。

システム化は必須

マーケティングリサーチにおいて、システム化は必須になります。 リサーチというのは、サンプルとしてのデータ数の量によって信憑性が変わってきます。 例えば、1つの質問に対しての回答数が100人の場合、たまたま回答者の属性が偏ってしまう事が多いです。 一方で、回答者が1万人だった場合、その偏りは圧倒的に小さくなります。 回答者の属性に偏りができてしまう以外にも、 ・未回答 ・回答を偽る ・適当に答える という人が10人いた場合、全体で100人の回答者の場合は1割の誤差が出ますが、1万人のウチの10人であれば、0.1%の誤差になります。 このように、より明確なリサーチ結果を出そうとすればするほど、回答者数を多くする必要があるのです。 特に新商品の開発などの、新しく経費がかかる課題の場合などは、この誤差が致命的になったりします。 そのため、回答者数を増やす事が重要ですが、それを集計するためのシステムがなければ、アンケート業務にかなりの時間と労力が必要になります。 そのため、マーケティングリサーチを行う際にはシステム化が重要になります。

時には他社に委託も検討を

自社でアンケートを回収する以外にも、専門業者に委託するという方法もあります。 副業でポイントサイトやアンケートモニターを利用しているユーザーも多く、そういったアンケートモニターの運営会社は、企業からリサーチを委託されて収益を出しています。 そのため、こういった業者は、既に多くの回答者を抱えているケースが多いため、自社にリストが無い場合にも非常に有効です。 この時の注意点としては、アンケートモニターなどの副業は、比較的若い世代の利用者が多いこと。 委託会社によっても規模や属性は異なるものの、30代以下の比較的若い世代が多いと考えられます。 もしも、無差別的に回答を得たい場合などには、業者に委託することを検討してみましょう。

フリーランスのデータサイエンティストも視野に?

データの分析や提案は、最も重要なポイントになるわけですが、今まで経験がない人がいきなり分析をするのは難しい場合もあります。 最近は、フリーランスでデータサイエンティストも存在します。 データサイエンティストとは、ビッグデータなどの大量のデータを分析する人の事で、データ活用が必要とされる現代で需要の増えている職種になります。 データサイエンティストを活用することで、自社だけで分析したのではわからなかった分析結果が出ることもあるため、活用してみるのも一つの手段でしょう。

マーケティングリサーチもAMELAのシステムで最適化!

マーケティングリサーチもAMELAのシステムで最適化!

マーケティングリサーチもAMELAのシステムで最適化! 今回は、マーケティングリサーチについて見てきました。 マーケティングは多くの企業で必要とされ、ビジネスの成功率にも大きな影響を与えます。 もしも現在、しっかりとしたリサーチを行っていないのであれば、是非とも検討していただきたいと思っています。 マーケティングリサーチにおいて、システム化は非常に重要で、このシステム開発やシステムの導入の面で、AMELAはお手伝いできると考えています。 例えば、アンケートフォーム自体の作成や、自社でアンケートフォームを作成できるツールの導入、OCRを活用して手書きアンケートを自動的にデータ化してデータベース管理をする。 その他、分析に関しても自動的に計算をするものを開発することもできます。 他にも、自動的にDMを定期的に送ったり、過去のリサーチの回答率の表示や自社利用ユーザの属性チェックなど、あらゆる事がシステムになります。 是非、ご相談いただければと思っています。

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WRITTEN BY

otani

イメージはマスコミの情報に形成される。 そこで私たちを待っている幸福が、私たちが望むような幸福ではないかもしれない。

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