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リスクアセスメントとは何か?概要から必要性を解説

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会社経営を行うためにはさまざまなリスクに対応する必要があります。小さなリスクでも放置しておくと、会社経営に大きく影響するだけでなく、従業員の命にかかわることもあるので、慎重に考慮することが重要です。 そこで近年再注目されている「リスクアセスメント」ですが、具体的な内容を知らない方も多いでしょう。この記事では、リスクアセスメントとは何か概要から必要性まで詳しく解説します。興味のある方はぜひ参考にしてください。

リスクアセスメントとは

リスクアセスメントとは、会社の職場において考えなければならない危険性や有害性、被害の影響力などを調査し、その結果から対策を考案・実行していく流れのことを意味します。 実はこの「リスクアセスメント」は、2006年に労働安全衛生法の改正により、取り組みの義務化がされています。 そのため、ほとんどの企業で取り組みが進められているでしょう。ただ、職場で実行されていないなど、リスクアセスメントに対する実感がない場合は、再評価・検討の必要があります。問題点を探して改善するようにしましょう。

リスクアセスメントの必要性

では、なぜリスクアセスメントが企業にとって必要なのか。その理由を解説していきます。しっかり意味を理解し、自身の職場でも取り組みが進んでいるか改めて考えてみましょう。

従業員の命を守るため

リスクアセスメントが必要な理由の1つ目は、災害などから従業員を守るためです。 日本では地震の影響力が大きく、自然災害に対する対策が重要になっています。最近ではBCPを実施する企業も増えており、従業員の身の安全を守るための動きが活発です。 また、新型コロナウイルスの拡大とともにリモートワークの普及や時差出勤など、感染症における対処法も行われています。 会社は従業員がいなければ何も生み出すことができません。人材を守ることは結果的に企業を守ることにつながるので、リスクアセスメントを実施し事前に防ぐことができる災害は十分に対策するようにしましょう。

労災を引き起こす危険性を排除するため

リスクアセスメントが必要な理由の2つ目は、労災が起こる原因を排除するためです。 一見ホワイトに見える企業でも、実はパワハラや長時間労働がはびこっているケースがあります。現場を見ない経営者には映らないことが多く、中々解決しない問題ですが、リスクアセスメントを行うことで明らかにできます。 職場環境や現場の労働環境を再調査し、従業員がストレスなく働けているか調べることが大切です。もし危険性のある要因が見つかったら、組織全体で対処することで、最悪の事態を防ぐことができるでしょう。

外部からの信用を得るため

リスクアセスメントが必要な理由の3つ目は、外部からの信用を得るためです。 リスクアセスメントを実施し、組織全体でリスクヘッジができている企業は、外部からの信用を得やすいでしょう。 自然災害発生時の動きや対処法を定めていることで、事業の継続可能性を証明することになり、「倒産のリスクが少なく安心して取引できる会社」といった評価を受けることができます。 特に金融機関は融資をする際、かなり厳しい条件で企業調査をしますが、リスクアセスメントを行っている企業は少しだけ信用度が高く、融資の受けられる可能性を高めることができるでしょう。

リスクアセスメントを進める方法

なぜリスクアセスメントが必要なのか理解できたでしょう。ここでは、実際にリスクアセスメントを進めるための方法をご紹介します。

組織全体に存在するリスクの可視化を行う

リスクアセスメントを進める上で、まずは社内にあるリスクを分析して可視化することが大切です。 たとえば、従業員の労働環境に問題がある場合、「上司と部下の関係性はどうか」「長時間労働が行われていないか」「仮に長時間労働が多いなら、何がその原因なのか」など、詳しく原因を調べて可視化します。 原因を明らかにすることで、対処方法を検討できるので、まずはヒアリングを実施し組織全体のリスクを把握しましょう。

対策方法を検討する

リスクの可視化ができたら次は対策方法を検討します。 このとき、自社内で対策を考えるのも十分いい方法ですが、専門家に相談して適切な対策方法を検討するのも1つの手段です。似たような事例があった場合、その企業はどのように対処したのかノウハウを聞くことで、スムーズな解決になることもあるでしょう。 また、対策方法だけでなく対処する優先順位を検討することで、二次災害を防ぐことにも繋がります。従業員の意見も聞きつつ、慎重に検討することをおすすめします。

リスクアセスメントの内容を従業員に共有する

リスクアセスメントに取り組む際、必ず従業員にも内容を共有しましょう。パワハラを行いやすい従業員や長時間労働を良くする従業員など、特に危険性の高い人には何度も内容を共有し、リスクの排除を進めます。 共有方法は各自に伝わればいいですが、現在は社内チャットを利用する企業も多いです。タイムラインを活用して全体共有し、アンケートで理解度を調べるのも良いでしょう。

リスクアセスメントの取り組みを積極的に行うべき

この記事では、リスクアセスメントの概要から必要性まで解説しました。 リスクというものは無くなることがないため、発生する可能性を減らす努力が必要です。 従業員の命を守ることは企業の務めなので、リスクアセスメントを積極的に取り組み、安全な経営を行うようにしましょう。

WRITTEN BY

ice

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