制作事例

ティール組織とは何か?特徴からメリットを解説

シェア:
  • share facebook
  • share twitter

組織の形は社会の動きに合わせて変化しています。その中で注目されているものが「ティール組織」です。ティール組織はこれまでの常識をくつがえす新しい組織モデルで、導入する企業が増えています。 そこで今回は、今注目されているティール組織とは何か、特徴からメリットまで解説します。気になる方はぜひ参考にしてください。

ティール組織とは

ティール組織とは、社長や先輩上司が業務に関してマネジメントしなくても、目標に向かって進み続ける組織形態のことをさします。つまり、上からの指示がなくてもメンバーが各自ルールや仕組みを理解して、独自に工夫を行い業務を遂行する特徴があります。 ティール組織という仕組みは、フレデリック・ラルーの著書「Reinventing Organizations」で紹介されたのをきっかけに広まりました。ティール組織への移行により、組織内の階層的な人間関係やルール、業務フローや目標設定など、今までの組織構造や慣例を排除し、メンバーそれぞれが意思決定や責任を持つことで、新しい組織の確立といった革新的変化を期待されています。

ティール組織へ移行するメリット

ティール組織へ移行するメリットは、メンバーそれぞれに会社の意思決定権があるため、責任感のある行動をする従業員が増えることです。また、それに付随して、従業員個人の営業スキルや情報管理能力、判断力や責任感が高まるため、質の高い人材を育成できる魅力もあります。 しかし、それぞれの権限が強くなるため、個人的な考えの横行や権利の乱用など、別のリスクも高まる可能性も視野に入れておく必要があります。これらの問題点は、徹底したルールとトラブル発生時の対処法を準備しておくことで未然に防ぐことが可能です。

ティール組織を確立するまでの移行フェーズ

ティール組織を確立するためには5つのフェーズがあると考えられています。以下で詳しく解説するので、これから導入しようと検討している方はぜひ参考にしてください。

Red(レッド)組織

Red組織は、ある特定の人物の力で支配されるマネジメント形態です。よく「オオカミの群れ」と比喩されることが多く、個人の力に従属することで従業員は安心感を得ています。イメージとしては、1人の有能な上司が業務に関する意思決定や指示を出し、従業員はその指示に従うだけ、といったものです。 Red組織は個人の力に依存するため、再現性のない組織形態といえるでしょう。

Amber(琥珀)組織

Amber組織は、上下関係を徹底した階級型組織のことを意味します。上から届く指示が明確で、任された役割をまっとうすることが期待される組織です。Amber組織はよく「軍隊」と比喩されることが多く、ヒエラルキーに基づいた役割分担をされます。 また、ある特定の個人に依存することを減らし、大人数の管理を実現しやすくする点は魅力的です。しかし、1度Amber組織を確立すると、状況の変化に対応することが難しくなり、全体的な競争からは出遅れてしまう可能性があります。

Orange(オレンジ)組織

Orange組織は、Amber組織のように階層構造によるヒエラルキーを持ちながらも、成果を生み出した従業員への評価を行い、出世できるよう仕組みを作った組織です。上下関係は存在していますが、組織内に流動性があるため、個人の力を発揮しやすいことや能力に応じて役割をもらうことができる特徴があります。 社会の変化にも対応しやすく、独自のアイデアを受け入れられやすいため、イノベーションが起きやすい点も特徴でしょう。しかし、評価軸となる数値の徹底した管理や従業員の競争率が高くなるため、常に行動し続けることを求められます。 このように絶えず働き続けることを助長される仕組みから、「機械」と比喩されることが多いです。

Green(グリーン)組織

Green組織は、上下関係のヒエラルキーが残っているものの、従業員の主体性を発揮しやすくなった、多様性の認められる組織です。単純に組織の目標を達成することだけでなく、組織に対して個人がどのように関わっていけるのかも求められます。 しかし、社長の権力をどう分配するのかルールが存在しないため、従業員の合意形成に時間がかかる課題点があります。また、従業員の合意形成が得られない場合は、社長の意思決定権に従うことになる可能性もあるでしょう。

Teal(ティール/青緑)組織

Teal組織は、従業員全体が信頼関係によって組織が確立されているもので、独自のルールや仕組みに従って目標を達成する組織形態です。従業員自身が考えて行動する、意思決定も従業員が行うため、新しいアイデアの検討から実行まで柔軟に行える魅力があります。 Teal組織を確立させるまでがかなり大変ですが、組織を作り上げた後は革新的な事業を行うことができるでしょう。

ティール組織の導入で社会の変化に対応していく

この記事では、ティール組織の特徴からメリットなどを詳しく解説しました。 従業員自身で判断して行動できるティール組織は、今までの組織形態とは大きく異なります。しかし、新しいアイデアが誕生しやすい点や社会の変化に柔軟に対応できる点など、メリットが多いです。 ティール組織へ移行するのはかなり大変ですが、現状の組織の問題を解決できるなら運営に活かしていくことが大切でしょう。

WRITTEN BY

ice

関連の投稿

View More
社内SEとはどんな仕事?開発しないって本当?社内SEの仕事内容を解説
2022.06.29

社内SEとはどんな仕事?開発しないって本当?社内SEの仕事内容を解説

企業において、社内システムの開発から運用までを担当する社内SE。職場の環境や状...
基幹システムとは?|メリット・ERPとの違いについて徹底解説
2022.06.21

基幹システムとは?|メリット・ERPとの違いについて徹底解説

現在、多くの企業でITによる業務改革が行われています。労働人口が減少しつつあり...
パブリッククラウド・プライベートクラウドとは?|特徴・違いを解説
2022.06.19

パブリッククラウド・プライベートクラウドとは?|特徴・違いを解説

2006年にAmazonが始めたサービスであるクラウドコンピューティングは、現在ではあらゆ...

Q&A

よくある質問

契約、開発体制、成果物などに関してよくある質問をまとめて回答します。

Contact.

お問い合わせ

案件のご相談、パートナーの協業、取材の依頼など気軽にお問い合わせください