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転職すべきじゃなかった?未経験エンジニアが辞めたいと感じる12の理由

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昨今、IT業界への転職を希望する人が非常に多くなってきました。 エンジニアのイメージとして ・在宅でも出来る ・給料が高い ・これからの時代に高い需要がある ・手に職をつけられる ・フリーランスとして独立できる ・他人との煩わしい人間関係が少なそう といったポジティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。 一方で、折角未経験からITエンジニアとして転職に成功したにも関わらず、数ヶ月で仕事を辞めたいと感じている人も多いようです。 今回は、そんな「未経験エンジニアが仕事を辞めたいと思う理由と対処法」についてお話ししていきます。 今現在仕事を辞めたいと感じている人だけではなく、未経験エンジニアを最近雇い始めた企業様においても、参考にしていただければと思います。 この記事を通した前提条件としては、大学でIT関連の勉強をしていなかった人が、転職としてIT業界に入ることを想定しています。 その際、全くの未経験で入社もしくは、オンラインスクールなどで短期の勉強をした人とお考えください。

未経験エンジニアが辞めたいと感じる12の理由

未経験エンジニアが辞めたいと感じる12の理由

未経験エンジニアが辞めたいと感じる12の理由 では、未経験エンジニアは、どのような理由で辞めたいと感じているのでしょうか。

仕事量が多い/残業が多い

エンジニアとして働いた経験がない人は、転職してから 「思ったよりも仕事量・残業が多い」 と感じるようです。 もちろん、企業や業務形態によって異なりますが、作ったシステムを納品する必要がある企業なら、納期前は忙しくなるケースが多いです。 他にも、 ・経営難の影響から、営業が無茶な納期で仕事をとってくる ・24時間365日サポートを用意している ・エンジニアのスキルに見合っていない仕事をとってくる ・基幹システムを扱っており、バグ対応が一刻を争う ・一時的に動かなくなるだけでも大きな機会損失になるようなシステムを作っている こういったケースでは、残業が仕方ないケースも見られます。 そういった業界の情報を知らないままに転職活動した結果、思っていた働き方とは違ったと悩むエンジニアは多いようです。

未経験採用は収入が低い

エンジニアを目指す人の多くが、給料面からエンジニアを目指します。 確かに需要の高い業界ほど給料が高い可能性はありますが、実務経験がないエンジニアの給料はそれほど高くはありません。 未経験や新卒で、額面報酬が20万円前後と他の業界とそれほど大きく変わらないでしょう。 仕事は多いのに、給料は平均的。 この現状を見てモチベーションが下がってしまう人も多いです。 また、スキルアップをしようと思って仕事外で勉強をする場合にも ・パソコン ・資格の教材 ・専用のソフト など、勉強するにもかなりのお金が必要になるケースが多いです。 専門書などは1冊5000円前後する本も多々あります。 給料が高くないのに、そういった高価な教材がなければ効率的に勉強できない・・・となると、モチベーションが下がってしまうのも仕方ないでしょう。

単純作業やドキュメント管理が多い

ITエンジニアと聞くと、 「プログラムをバリバリ書く」 という事を想像して転職をする人も多いと思いますが、中には単純作業やドキュメントの管理がメインの仕事が回されるケースもあります。 例えば、先輩プログラマーがシステムを開発し、 ・テストの仕様書を作成 ・議事録の作成 ・テスト結果のまとめ がメインの仕事として割り当てられるケースなどです。 これらの仕事も当然業務としては重要です。 しかし、想像していたようなクリエイティブさはなく、理想と現実のギャップに苦しむエンジニアも多いはずです。

コミュニケーション力が必要

エンジニアを目指す人の中には 「他人とのコミュニケーションが苦手だから」 という理由で転職する人も多いようです。 確かに、イメージ的にはパソコンにずっと張り付いているイメージが強いエンジニアですが、 ・お客さんとの打ち合わせ ・仕様の確認や要件定義 ・営業とのコミュニケーション ・チーム内でのコミュニケーション ・下請け企業や協業先の企業とのコミュニケーション など、意外とコミュニケーション能力が必要となります。 プログラマー・コーダーとしての採用であれば、チーム内のコミュニケーションに限られることもありますが、システムエンジニアとしての採用であれば、上記のようなコミュニケーションが必須になります。 業界を知らない場合、こういったギャップも大きいようです。

覚えることが多い

ITエンジニアは、覚えるべき事が非常に多いです。 例えば、WEBデザイナーとして転職を考えた際に、転職する前までは 「デザインとHTMLやCSS・JavaScriptができれば良い」 と考えている人も多いでしょう。 しかし、実際に現場に出ると ・ブラウザ毎の仕様 ・サーバーの仕様 ・Linuxのコマンド ・Gitなどのソース管理システム ・開発環境の構築 ・セキュリティ ・画像加工 ・動画加工 ・マーケティングや広告 など、様々な知識が必要になります。 業務用のシステムを開発するような場合には、 ・お客さんの会社のビジネスモデル ・経営者目線での情報 ・データベースの高速化 ・分析や統計の手法 などのように、更に広い分野の知識が必要になります。 ほとんどのエンジニアが 「こんなに幅広い知識が必要だとは思っていなかった」 と一度は考えた事があるのではないでしょうか。 これも、大きなギャップになるのです。

思っていた働き方と違った

コロナウイルスに対する恐怖心が大きい人や、家族に小さいお子さんや高齢者がいる場合には、特に「在宅」という働き方に対して魅力を感じた人も多いのではないでしょうか。 そういった人にとっては、在宅だと思って面接を受けたのに、実際には在宅ではなく出社が必要だった・・・というケースでギャップを感じるようです。 求人票には「在宅率○%」などのように書かれていたとしても、案件内容によって変わるケースも多いです。 例えば、お客さん先がセキュリティ的な面から在宅での仕事を禁止しているケースなどもあります。 そのため、思っていた働き方が出来ないという人も多いのです。

チームに馴染めない

プログラムは、チーム作業が基本です。 規模が小さければ1人でも作業をすることはありますが、そうでない場合、チームに馴染めずに悩む人も多いようです。 最近は、前述したようにコミュニケーション力が必要とされる現場が多いですが、以前はエンジニア自体が少なく、「パソコンオタク」のような人も少なくありませんでした。 そういった人が、社歴的にも経験的にも上司となっており、意思疎通がうまく出来ないケースも見られます。

ソースコードが複雑で読めない

未経験エンジニアにとって、 「他人が作ったソースコードを解読する」 というのは、非常にハードルが高い作業ではないでしょうか。 何年もエンジニアとして働いている人であっても、すんなりと読めないことも多いソースコード。 初心者であれば、まだまだ ・クラス同士の繋がり ・各APIの仕様 ・ネームスペース ・ファイルの読み込み ・フレームワークの仕様 様々なファイルをみる必要があったり、そもそもの仕様書を確認したり。 こういった作業を続けられずに辞めていく人も多いでしょう。

先輩に質問し難い環境

未経験のエンジニアにとって、最初の頃は質問できる環境が非常に重要です。 作っているシステムの仕様や顧客の要望に関しては、同じチームの人に聞く必要がありますが、技術的な質問に関しては、他の人に聞くことも多いです。 しかし、社内が質問し難い環境であると、精神的にキツいでしょう。 例えば、1つのバグが発生した際、最初は自分で原因を考えますが、どうしてもわからないケースが出てきます。 この時に、質問が出来ない環境の場合、刻々と時間が過ぎていき、しかし進捗は1%も進んでいない。 ・納期的なプレッシャー ・プロジェクトの利益(損失)的なプレッシャー ・先輩に怒られるかもしれないプレッシャー これらは精神的にもかなりキツく、辞めてしまう人も多いのです。

習ってきた事と環境が違っていて対応できない

未経験エンジニアにとって最初の難関は、 「開発環境の違い」 ではないでしょうか。 特に短期のスクールなどでは、スクールで共通の環境を使うことも多いです。 言われた通りに環境設定を行なってきたエンジニアにとって、環境が変わるというのは非常に不安が大きいです。 ・開発言語の違い ・OSの違い ・エディタの違い ・実行環境の違い ちょっとした違いであっても、 「あれ?前の環境だと出来ていたのに・・・」 となってしまう事も多いのではないでしょうか。 これも未経験エンジニアが退職を検討する大きな要因です。

会議の内容についていけない

未経験エンジニアは、まず初めに先輩社員と一緒に行動する事が多いです。 その際、お客さんとの打ち合わせに同行するケースも多いのですが、この会議が非常に難しいです。 先輩とお客さんは既に何度も打ち合わせをしており、いきなり入る場合は当然ですが、先輩も初めてのお客さんだったとしても、かなり専門的な用語が出てきます。 特に、お客さん先の社内SEなどIT関連部署との打ち合わせの場合には、当然専門用語が多数出てきますし、生産現場などの担当者との打ち合わせの際には、相手先の仕事内容についての専門用語が出てきます。 当然、先輩の邪魔をしないように新人は押し黙り、数時間の会議を乗り越えた後は、何も頭に入っていない状況となります。 最初は仕方のないことではありますが、これがストレスに感じる人も多いでしょう。

同じ用語でも出てくるシーンで違う意味になる

IT用語は、同じ単語でも使うシーンや前提条件によって様々な意味を持ちます。 例えば、トランザクション。 プログラムにおいてトランザクションは、 「ある処理において失敗した際に元に戻せるようにする機能(コミット・ロールバックできる)」 を意味しています。 しかし、データベースの話の際にトランザクションと出てくれば 「マスター以外のデータ(処理データ)を入れるテーブル」 をトランザクションテーブルと呼びます。 ただし、データベースの話であっても、ストアドプロシージャと呼ばれるデータベース内で利用する関数の話の時には、上記のどちらの意味の可能性もあります。 (ストアドプロシージャでも、コミットやロールバックが可能) 他にも、ほぼ同じ意味合いで 「フォルダ」と「ディレクトリ」 があるなど、用語が非常に複雑です。 こういった用語の複雑さが原因で、中々理解が進まず、自信を失って退職するケースもあるのです。

未経験からエンジニアになってみたけど辞めたい!どう対処する?

未経験からエンジニアになってみたけど辞めたい!どう対処する?

未経験からエンジニアになってみたけど辞めたい!どう対処する? では、未経験からエンジニアに転職してみたものの、すぐに辞めたくなってしまった場合はどうすれば良いでしょう。 人によっては 「合ってなかったのだから転職すれば良い」 といった意見もあると思います。 しかし、個人的には 「ある程度の年数経験してみないと向き・不向きはわからないため、続けてみるべき」 と考えています。 では、続けるためにはどうすれば良いのでしょうか。

まずは先輩社員もしくは管理職に相談

まずは、先輩社員に相談するのが重要です。 先輩社員に相談が難しい場合には、その上の管理職に相談するのが良いです。 この時、自分がストレスを感じている部分を明確にするのが重要でしょう。 知識面での問題の場合には、どこがわからないのかをある程度明確にするのが良いです。

会社の制度をフル活用する

次に、会社の制度をしっかりと活用することが重要です。 多くの場合 「知識と経験があれば問題が解決する」 という共通点があります。 例えコミュニケーションの問題であったとしても、技術力がきちんとついてくれば、メンバーとの適切な距離感を保つことが容易になります。 そのためにも、会社でIT関連のセミナーなどを受講させてもらえる制度などがないかを確認しましょう。 その他、資格試験の手当てや、社内の教育制度などを調べ、しっかりと活用してみるのが良いでしょう。

根本的な技術の部分を学びなおす(特にスクラッチ開発)

短期のオンラインスクールで学んだ人は、学習効率を優先した結果、プログラミングでは、フレームワークで開発しているケースが多いです。 確かにフレームワークは簡単にシステム開発が可能になる優秀なツールですが、その分 「細かい仕様が理解できていなくても作れてしまう」 というデメリットもあります。 そのため、なんとなく作れていると思っていたのに、いざ現場で柔軟に開発を要求されると、思うように作れない。 このギャップを埋めるためにも、スクラッチ開発(フレームワークを使用しない開発)の勉強をすることをおすすめします。

手書きでフロー図を書き出してみる

未経験エンジニアが困るポイントとして 「処理の流れがわからない」 ということがあります。 どうしても頭の中が混乱してしまう事も多いでしょう。 そのため、敢えて手書きでフロー図を書いてみることをおすすめします。

最初の段階では予算や納期に囚われすぎない

どうしても開発メンバーとしてアサインされてしまうと、 ・納期 ・予算 を先輩から言われる事もあると思います。 場合によっては、自分の担当部分の開発が遅れてしまうと、全体のテストスケジュールが後ろになってしまう・・・など、メンバーに迷惑がかかるシーンもあるでしょう。 しかし、採用した企業としては、それも想定して採用しているはずです。 そのため、最初の1,2年は納期を意識しすぎて ・あまり理解していないままに作る ・懸念点があるまま納品してしまう ・スパゲッティコードのまま納品する ・コメントを残さずに開発する といった事のない様に注意しましょう。

未経験エンジニアに対しては企業側のサポートも重要!AMELAに相談を

未経験エンジニアに対しては企業側のサポートも重要!AMELAに相談を

未経験エンジニアに対しては企業側のサポートも重要!AMELAに相談を 未経験のエンジニアは、これからのIT人材不足を解消する上でも、しっかりと教育していくことが重要でしょう。 しかし、これは単に従業員が頑張れば良いというだけではありません。 企業としても、育成できる環境を整えたり、制度を整えるといった工夫が必要になるでしょう。 社内にIT人材を育てたい!でも、どの様に環境づくりをすれば良いのかわからない。 そんなときは、是非AMELAにご相談ください。 IT人材の派遣を行っている他、様々なシステムの導入やオフショアサービスによって、御社のサポートができると確信しています。

WRITTEN BY

otani

イメージはマスコミの情報に形成される。 そこで私たちを待っている幸福が、私たちが望むような幸福ではないかもしれない。

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