制作事例

アンダーマイニング効果とは何か?意味から対策方法を解説

シェア:
  • share facebook
  • share twitter

組織を成長させるためには、従業員の業務に対するモチベーションを維持することがとても大切です。 しかし、間違ったアプローチを行うことで、業務のやる気を削いでしまう「アンダーマイニング効果」を引き起こす可能性があります。では、アンダーマイニング効果とは何か、疑問に感じた方も多いでしょう。 この記事では、アンダーマイニング効果とは何か意味から引き起こしてしまう原因、対策方法まで詳しく解説していきます。興味のある方はぜひ参考にしてください。

アンダーマイニング効果とは

アンダーマイニング効果とは、過正当化効果と呼ばれるもので、「誰かの役に立ちたい」「設定した目標を達成したい」などの、内発的動機付けによって行動した事柄に対して、「報酬を受け取る」「プレッシャーをかけられる」といった外発的動機付けにより、やる気を削がれてしまう心理的現象のことを意味します。 人間のモチベーションは「内発的動機付け」と「外発的動機付け」の2種類から引き起こされます。たとえば、従業員がスキルアップと人事評価を上げるために、営業獲得数を増やそうと目標を立てて行動したとします。 このように、純粋な内発的動機付けを抱いている従業員に対して、外部から「報酬を与える」などの外発的動機付けを与えてしまうことで、もともと自発的に行っていた行動から、見返りを求めるための手段へと入れ替わってしまう可能性があります。 そうなると、「見返りがなければ努力する意味がない」と捉えるようになり、モチベーションの低下につながるのです。報酬や評価の存在は、従業員にとって魅力的な要素ですが、タイミングを選ぶことが多く、見極めることが重要です。

アンダーマイニング効果が起こる原因

アンダーマイニング効果は誰にでも起こる心理的現象です。では、どのような場面で起こるのでしょうか?ここでは、アンダーマイニング効果が起こる原因をご紹介します。

目的から手段にすり替わってしまう

内発的動機付けからくるモチベーションは、報酬や評価など、外部からの動機付けによって簡単に失われてしまいます。 報酬が欲しいがために、「業務を7割くらいの達成度で行ってしまう」「とにかく早く終わらせる」といった、業務の質の低下につながってしまうことも多いです。 このように、行動の目的が「やりがい」から「報酬」にすり替わってしまうことで、アンダーマイニング効果が起こってしまいます。

自発的な行動をできる機会が少ない

人間はもともと自発的に行動したいと望む生き物です。 自分の抱く興味にしたがって行動するのに反して、外部から指示される機会が多いと「やらされている」と感じ、やる気が失われてしまいます。

プレッシャーをかけられる

ノルマや締切を設定することは、一時的な集中力を引き出す点やモチベーションの向上に役立ちますが、効果が持続しません。 むしろプレッシャーがかかるため、従業員の内発的動機付けを削ぐ原因にもなる可能性があります。 アンダーマイニング効果が起きないように、適度に使い分ける必要があるでしょう。

アンダーマイニング効果を引き起こさないための対策方法

アンダーマイニング効果によって、業務に支障がでてしまうことを上記で解説しました。ここでは、アンダーマイニング効果を引き起こさないための対策方法をご紹介します。

従業員が自発的に起こした行動に対して褒める

従業員が自発的に行動したことに対しては積極的に褒めるようにしましょう。 もちろん、時やタイミングによって、褒めるのが難しいこともありますが、内発的動機付けにしたがって行動したことを認めることで、従業員のモチベーションを高めることができます。

報酬や評価のタイミングを見極める

従業員が自身の立てた目標に対して行動した時、報酬を渡すタイミングをしっかり見極めましょう。 おすすめなのは、内発的動機付けによる行動のモチベーションが下がった時に、報酬や評価などの外発的動機付けを与えることです。 「目的」と「手段」がすり替わらないタイミングで適切に報酬を渡すと、高いモチベーションを維持することができます。

他の従業員がいる時に褒める

アンダーマイニング効果を引き起こさないためには、従業員の自己肯定感を高めることが重要です。 上記で解説した、従業員の行動に対して積極的に褒めることも十分効果がありますが、他の従業員がいるところで褒めるとより高い効果を得ることができます。 逆に、他の従業員がいる時に?責してしまうと、一気にモチベーションを下げてしまうため、注意が必要です。

アンダーマイニング効果が起きないよう対策すべき

この記事では、アンダーマイニング効果とは何か意味から対策方法まで解説しました。 従業員の業務効率やモチベーションに影響するアンダーマイニング効果は誰にでも起こり得る現象です。 しかし、従業員の行動を褒めることや自己肯定感を高めることで防ぐことができます。 従業員が積極的に行動し活躍できる組織を作るためにも、モチベーションの管理は大切です。アンダーマイニング効果には注意しながら組織作りを行っていきましょう。

WRITTEN BY

ice

関連の投稿

View More
社内SEとはどんな仕事?開発しないって本当?社内SEの仕事内容を解説
2022.06.29

社内SEとはどんな仕事?開発しないって本当?社内SEの仕事内容を解説

企業において、社内システムの開発から運用までを担当する社内SE。職場の環境や状...
基幹システムとは?|メリット・ERPとの違いについて徹底解説
2022.06.21

基幹システムとは?|メリット・ERPとの違いについて徹底解説

現在、多くの企業でITによる業務改革が行われています。労働人口が減少しつつあり...
パブリッククラウド・プライベートクラウドとは?|特徴・違いを解説
2022.06.19

パブリッククラウド・プライベートクラウドとは?|特徴・違いを解説

2006年にAmazonが始めたサービスであるクラウドコンピューティングは、現在ではあらゆ...

Q&A

よくある質問

契約、開発体制、成果物などに関してよくある質問をまとめて回答します。

Contact.

お問い合わせ

案件のご相談、パートナーの協業、取材の依頼など気軽にお問い合わせください