制作事例

【SaaS】ホリゾンタルSaaSとバーティカルSaaSとは?

シェア:
  • share facebook
  • share twitter

現在はSaaS事業も一般的になり、さまざまな企業で新しいサービスが開発・提供されています。 SaaSには大きく分けると「ホリゾンタルSaaS」と「バーティカルSaaS」といった2種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。 この記事では、ホリゾンタルSaaSバーティカルSaaSの特徴から概要、利用するメリット・デメリットを解説していきますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

そもそもSaaSとは

SaaSとは、「Software as a Service」の頭文字をとった言葉で、クラウド環境で提供されるソフトウェアやシステム・サービスを必要な部分だけ利用できる形式を意味します。 特徴としては、インターネットが利用できる環境であれば、パソコンに専用のソフトウェアをインストールすることなくサービスが使える点です。 提供企業も、顧客が気軽に利用しやすいサービスを用意できるため、ユーザー獲得のハードルが低い点や継続的な利用を見込める点でメリットがあるサービス形態となっています。

ホリゾンタルSaaS

ホリゾンタルSaaSとは、英語の「水平(horizontal)」から来ている言葉で、企業や部門をまたいで利用されているSaaSをさします。 イメージしやすいものは、メール管理システム・労務管理システムなどです。 職種や分野に関わらず、多くのビジネスシーンで利用する機能を持ったサービスとなっており、企業や部門をまたいで使われています。

メリット:新規開拓がしやすい

ホリゾンタルSaaSを行うメリットは、新規開拓が行いやすい点です。 サービス内容は業種に限定されないため、どの企業にも営業できる強みがあります。 また、メール管理システムや名刺管理システム、サービスの内容や特徴、料金やアカウント利用数など、他社企業と差別化できる要素が数多くあるため、事業拡大がしやすい点が魅力です。

メリット:ブランディングに最適

ホリゾンタルSaaSは、特定のターゲットからシェアを獲得できれば、会社の知名度を広めることが可能です。 知名度があがればサービス領域に優れた人材を確保することも、投資家からの注目度を高めることも可能なため、さまざまな面でメリットがあるでしょう。

デメリット:競合が多い

現在の日本社会はSaaS市場が急成長しており、参入企業が増えています。 既に特定の領域では競合企業が確立しているため、これから参入する場合は革命的なアイデアを出す必要があるでしょう。

バーティカルSaaS

バーティカルSaaSは、英語の「垂直(vertical)」から来ている言葉で、ホリゾンタルSaaSとは反対に業種が限定されるSaaSとなっています。 具体的には、飲食店の食材ロスや貯蔵品の管理・計算を行うシステムや、運搬業界の倉庫管理システムなどがあげられるでしょう。 その業界特有の課題を解消できるSaaSとなっており、専門的なノウハウを活用したサービスが多い特徴があります。

メリット:競合が少ない

バーティカルSaaSを行うメリットは、専門領域に限定した市場であるため、競合が少ないことです。 よりニッチな領域に挑戦することで、独占的な地位とブランドを確立できる可能性があります。

メリット:乗り換え率が低い

バーティカルSaaSは上記でも書いた通り、競合企業が少ないです。 そのため、他社サービスに乗り換えてしまう顧客は少ない傾向にあります。 しかし、その状態に慢心してサービスの品質向上を行わないと、ブランド名の低下につながるため、常に向上心を持って取り組むようにしましょう。

デメリット:SaaSの導入数が少ない市場を攻める必要がある

バーティカルSaaSを行うことで、特定の分野をターゲットにできる魅力はありますが、その分「SaaS」自体の理解や受け入れが少ない市場を攻めることになります。 前提として、SaaSの特徴やメリット・デメリットを伝えることが大切です。

SaaS事業を行うときの注意すべきポイント

さまざまな魅力のあるSaaS事業ですが、注意しておきたいポイントがあります。 それは、キャッシュフローです。以下で詳しく解説します。

SaaS事業はストック型ビジネス

SaaS事業は一般的にストック型ビジネスといわれています。 ストック型ビジネスとは、継続的に収益をあげる仕組みのことで、数か月・数年の利用を見込んだ収益予想を行います。 そのため、最初の支払い(収益)ではサービス開発に費やしたコストを回収することは難しいデメリットがあります。 安定的に長期的な収益を見込める点は魅力ですが、初期投資と回収のキャッシュフローをしっかり計算しないと事業を上手く運営できない可能性が高いです。 長期的なビジネス計画を立て、予算の確保を行うようにしましょう。

事業領域に合わせてホリゾンタルSaaS・バーティカルSaaSを選択

この記事では、ホリゾンタルSaaSとバーティカルSaaSについて概要からメリット・デメリットなどを解説しました。 幅広い領域をターゲットにできるホリゾンタルSaaSや専門領域に特化したサービス提供ができるバーティカルSaaSなど、SaaS事業にはさまざまなタイプがあります。 あなたの企業がどの領域を攻めるかによって、「ホリゾンタルSaaS」「バーティカルSaaS」を選択するようにしましょう。

WRITTEN BY

ice

関連の投稿

View More
社内SEとはどんな仕事?開発しないって本当?社内SEの仕事内容を解説
2022.06.29

社内SEとはどんな仕事?開発しないって本当?社内SEの仕事内容を解説

企業において、社内システムの開発から運用までを担当する社内SE。職場の環境や状...
基幹システムとは?|メリット・ERPとの違いについて徹底解説
2022.06.21

基幹システムとは?|メリット・ERPとの違いについて徹底解説

現在、多くの企業でITによる業務改革が行われています。労働人口が減少しつつあり...
パブリッククラウド・プライベートクラウドとは?|特徴・違いを解説
2022.06.19

パブリッククラウド・プライベートクラウドとは?|特徴・違いを解説

2006年にAmazonが始めたサービスであるクラウドコンピューティングは、現在ではあらゆ...

Q&A

よくある質問

契約、開発体制、成果物などに関してよくある質問をまとめて回答します。

Contact.

お問い合わせ

案件のご相談、パートナーの協業、取材の依頼など気軽にお問い合わせください