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ETLツールの導入目的や利用すべき理由を解説

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現在は、さまざまなITツールが開発されていますが、その中でも一際注目されているのが「ETLツール」です。 ETLツールについて、「企業の経営戦略やマーケティング施策で役立つと聞くが、実際はどのようなものなのか知らない」といった方も多いでしょう。また、「ETLツールを導入する目的とは何か」興味を持っている方もいると思います。 そこで今回は、ETLツールについて解説すると共に、ETLツールを導入する目的をまとめていきます。これからETLツールを導入しようと検討している方はぜひご覧ください。

ETLツールとは何か

ETLツールとは、企業で扱っているさまざまなシステムを連携し、各データを統合して加工する機能を備えたツールのことを指します。主な機能である「Extract(抽出)」「Transform(変換)」「Load(格納)」の頭文字をとった言葉が、ETLです。 例えば、多くの企業で利用されているCRM(詳細は「CRMとは何か?メリット・デメリットなど詳しく解説」をご覧ください。)で集めた顧客データを、Excelやその他の外部データと連携することで、1つのデータとして抽出・加工が行うことができます。 CRMで集計し分析したデータをExcelに保存し、グラフなどを作る場合、データの更新があるたびにExcelの修正をしなければいけません。しかし、ETLツールを利用することでこの更新作業を自動化することが可能です。 他にも多種多様な機能を備えており、業務効率化の面で幅広い企業から注目されています。

ETLツールとEAIツールの違い

ETLツールは、よく「EAIツール」と混同されやすいです。似たような存在ですが、ETLツールはデータの抽出・加工・出力が主な機能、EAIツールはアプリケーションの結合を主な機能としたツールです。 しかし最近では、ETLツールにEAIツールの機能を実装したハイブリッド型のサービスが増えています。ETLツールの魅力であるデータ編集機能に、EAIツールの魅力であるリアルタイム処理が加わった高性能ETLツールが多いです。 この記事でも、上記のようなハイブリッド型を「ETLツール」として説明しています。

ETLツールが必要な理由と導入目的

近年は情報社会となっており、企業が保有しているデータをいかに活用できるかが成長のカギとなっています。そのような背景から、データを効率よく抽出・加工・出力できるETLツールの必要性が問われ始めています。 以下では、ETLツールの導入が必要な理由や導入目的を解説していきます。

社内でデータ管理を徹底できる

まず1つ目の理由は、データの管理を徹底できることです。 特に規模が大きい企業は、いくつかの部署や子会社に事業を分けて進めていると思います。初めは各部署ごとにルールを決めて、収集した情報の共有ができていたと思いますが、時間が過ぎるにつれて管理がずさんになっていくでしょう。 各部署ごとに管理するシステムも細分化しているため、「〇〇の情報が欲しい」「〇〇のデータを参照したい」といった時、すぐにデータを抽出することが難しいです。 このような課題は、ETLツールを導入することで解決できます。ETLツールには、各システムを連携しデータの抽出や加工を簡単に行える機能が備わっています。 親会社と子会社が使っているシステムが異なる場合でも、データを連携することができ、情報を一括管理することができます。データの効率良い活用ができるだけでなく、徹底した情報管理を行えます。

保有しているデータを最大限活用できる

2つ目の理由は、自社で保有しているデータを最大限に活用できることです。 ETLツールのメイン機能には「抽出・加工・出力」といったものがあります。単純なものでしたらExcelでも実現できますが、本格的なデータベースや外部システムと連携して「抽出・加工・出力」を行う場合、専門的な技術と知識を必要とします。 そのため、専門知識を持った技術者がいない企業では手を付けられない課題となっていました。しかし、ETLツールが登場したことで状況が変わりました。 ETLツールは入力やマウス操作など、シンプルでITツールに慣れていない方でも簡単に扱える仕組みになっています。専門的な知識を持っていない方でも、高品質なデータを作成するなど事業の幅を広げました。 また、作業が簡略化することにより人的コストが削減できます。このように、さまざまな面でメリットがあるため、多くの企業で導入が進められています。

まとめ

この記事では、ETLツールを導入する目的を解説しました。 ETLツールを導入することで、企業の持っているさまざまなデータや管理システムを連携し、業務に活用することができます。また、社内で散らばったデータを一括にまとめることも可能です。 「データ管理を徹底したい」「多岐にわたるデータを目的ごとに抽出し、加工して活用したい」など、データに関する課題を抱えている企業はぜひETLツールを導入しましょう。

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ice

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