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金額だけじゃない?オフショア開発のメリット・デメリットと活用のコツ

オフショア開発は、コスト削減などが期待できる開発方法で、多くの企業で導入されています。

人件費の安い国のエンジニアに依頼することで、同じ品質でも安くなることが多く、システム開発にできるだけ費用をかけたくない企業様からすると、ありがたい手法でしょう。

しかし、オフショア開発にはコスト削減以外にも様々なメリットがあります。

もちろん、デメリットもあります。

今回は、そんなオフショア開発のメリットやデメリットを解説していきます。

是非今後のシステム開発の1つの参考にしてください。

オフショア開発のメリット

まずは、オフショア開発のメリットを解説します。

コスト削減

オフショア開発のメリットの1つ目は、冒頭でもお話しましたが、システム開発コストの削減ができることです。

オフショア開発を委託する国は主にアジア圏で、最近では特にベトナムが注目を浴びています。

アジア圏は日本と比べて人件費が安いことから、低コストでソフトウェア開発を委託することが可能です。

オフショア開発を活用することで、会社で新たに人を雇う必要がなくなるため、研修費用などを含めた人件費の削減につながります。

コスト削減により余裕の生まれた資金を用いれば、他の事業領域に再投資することが可能になったりと、オフショア開発により経営の幅が広がる期待があります。

時間の節約

オフショア開発は時間を効率的に使用可能です。

日本と海外の各国では時差があるため、システム開発者が稼働している時間帯は異なります。

作業時間が重複しない利点を活用することで、あるチームが終業するときに別のチームが作業を開始するなど、プロジェクトの進行を24時間体制で進めることができるようになります。

これにより開発時間の短縮と生産性の向上が期待できます。

保守開発やテストなどで、特定の時間帯にしか試せない事もあるため、こういった時差を活用した開発は効率が良い事があるのです。

例えば、多くのデータを取得する様なSQLを実行する際に、業務時間中にやってしまうと、他のシステムのメモリを圧迫するなどが考えられます。

こういった処理は、開発時のテスト段階でも業務時間内を避ける必要性があり、時差がある国に依頼していれば、日本時間で業務時間外のテストも容易に行うことが出来るのです。

優秀なエンジニアを参画させられる

オフショア開発を利用することで、企業は日本に限定することなく世界中にいるエンジニアとつながりを持つことができます。

国内だけでは優秀なエンジニアの獲得が難しくとも、海外に目を向ければ豊富な人材が揃っているため、オフショア開発を通じて優秀な人材を見つけることができます。

日本の企業は大手を中心に人材を囲い込む戦略を取るため、一度どこかの企業に採用されてしまえば、他社がその人材と接点を持つことが難しくなります。

また、終身雇用の名残りで、転職がまだまだ一般的とは言い難い日本の環境も影響しています。

一方、オフショア開発であれば業務委託という形式で開発の依頼ができるため、プロジェクト単位で企業を問わず様々な人材を参画させられます。

オフショア開発は多様な視点や技術的な専門知識をプロジェクトに取り入れるためには欠かせない手段です。

スケーラビリティ

オフショア開発を活用することで、企業は変化に柔軟に対応できるようになります。

プロジェクトの規模が大きくなった場合や、新しい技術が必要になった場合でも、迅速にチームを拡大したり、必要なスキルを持つ専門家を獲得することが可能です。

これにより、企業は市場の変化や新たな機会に迅速に対応して開発をおこなうことが可能になり、成長を加速させることにつながります。

IT人材不足解消

日本は少子高齢化の影響で優秀な人材の獲得が難しくなりつつあり、エンジニアは慢性的な人手不足の状態が続いています。

一方、海外では人手が余っていることから、人数を集めることに困ることはありません。

オフショア開発は人材不足を解消するための有効な手段です。

品質向上

オフショア開発では高い専門知識を持つ人材を見つけることが可能です。

日本ではまだまだ新しい技術で、技術者が少ない様な言語や仕組みでも、海外に目を向ければすでに実務経験があるエンジニアも多数います。

特に日本企業は、研究開発費や研修費など人材育成にかける費用がかなり少ないと言われており、そういった意味でも最新技術を獲得しにくい環境なのです。

文化の違いや言語の違いなど越えなければならない壁はありますが、適切な管理とコミュニケーションがおこなわれているのであれば、開発面での品質向上が期待できます。

グローバルなビジネスで使えるシステムを作れる

少子高齢化、人口減などの影響で日本の経済規模は縮小傾向にあります。

企業が存続するためには国内だけでなくグローバルな展開を求められる時代です。

しかし、ITの分野においてはノウハウの不足により、海外の企業に比べて遅れを取っています。

オフショア開発で海外の人材を活用することで、新しい知見やアイデア、技術を取り入れることができるため、グローバルに展開できるシステム開発の体制を築くことができます。

スマートフォンも、十数年前までは日本で独自に育ってきたガラケーが主流でした。

同じ様に「世界のスタンダードとはズレた日本の常識」が、グローバルなビジネスを邪魔していると捉えることも出来るでしょう。

そういった意味でも、オフショア開発はグローバルなビジネス展開の足がかりとなり、競争力の向上にも貢献する手段といえます。

オフショア開発のデメリット

オフショア開発には様々なメリットがある一方で、デメリットも多く挙げられます。

以下に記すデメリットを十分に理解し、適切な予防策や管理戦略を講じることがオフショア開発の成功には不可欠です。

コミュニケーションの問題

オフショア開発において、言語の違いといったコミュニケーションの部分については大きなリスクでしょう。

言語の違いが原因でプロジェクトの要件を誤解してしまったり、指示の不明瞭さを引き起こす可能性があります。

コミュニケーションの違いについては仕事の進め方や意思決定プロセスにも影響を及ぼし、結果的にプロジェクトの進行や品質、納期に悪影響を与えてしまうかもしれません。

オフショア開発を取り入れるにあたっては、外国語に長けている人材の獲得をセットで考えなければならず、人件費等のコスト面を考慮する必要があります。

品質管理が難しい

オフショア開発はリモート対応が主体です。

そのため、品質管理に目が行き届かないという課題があります。

品質に関する懸念は、開発に携わる要員が技術的な能力や品質基準を十分に理解していない場合、または適切な品質保証プロセスが欠如している場合に、最終製品の品質が低下する可能性があります。

また、技術の不足だけでなく、単純なコミュニケーションの良し悪しによってアウトプットの品質は大きく変わります。

品質面の担保という点でもコミュニケーションの問題は解決を図らなければなりません。

セキュリティリスク

オフショア開発はセキュリティと知的財産のリスクも重要な懸念事項です。

データのセキュリティや知的財産の保護はオフショア開発において不可欠ですが、遠隔地での作業はこれらの漏洩リスクを高めます。

極端な話ですが、依頼先の海外の企業で、事務所の戸締まりをしていない様な事があれば、大きなリスクとなります。

異なる国のデータ保護法の違いや、オフショアパートナーのセキュリティ対策の不足や認識の不足は、データ漏洩や知的財産の不正使用リスクを増加させる可能性があるため注意が必要です。

管理業務の複雑化

遠隔地にいるパートナーの管理面については大きな課題です。

単純なコミュニケーションの壁だけでなく、開発における進捗状況が可視化されにくいため、通常よりも詳細なプロジェクト計画と厳格な進捗追跡が必要です。

また、ソフト面に限らず通信面での不具合など、ハード面での管理が困難な場合も想定をしておかなければなりません。

これらの課題はプロジェクトのリスクを増加させ、予期せぬ問題や遅延を引き起こす可能性があります。

さらに、異なる地域にいるチーム間でのリアルタイムのコミュニケーションが難しく、即時のフィードバックや問題解決が遅れることがあります。

これにより、プロジェクトの管理がさらに複雑になり、追加の計画や調整が必要になることも考えられます。

文化の違いの問題

文化的な違いが誤解や非効率、さらにはプロジェクトの遅延や品質の問題につながることがあります。

複数の国のパートナーとプロジェクト体制を組む場合は、コミュニケーションスタイル、仕事へのアプローチ、時間に対する認識、問題解決の方法などにおいて違いが見られます。

このような違いがチーム内で理解されていない場合は誤解や緊張が生じ、プロジェクトの効率や成果に影響を与える可能性があります。

また、文化的な違いにより、作業の優先順位付け、リスクの評価、フィードバックの提供や受け取り方なども異なる場合があります。

これらの違いを管理し、チームメンバー間で共通の理解を築くためには、意識的な努力と適切な文化間トレーニングが必要です。

一方で、これらの違いを認識して適切に対応することができれば、多様性を強みに変え、より革新的で効果的なチームワークを実現することも可能です。

ベンダー選びの難しさ

ベンダー選びはオフショア開発において非常に重要であり、かつ選定が難しいです。

適切なベンダー選定はプロジェクトの成功に直結し、不適切なベンダー選定は様々なデメリットを生じさせる可能性があります。

例えば、プロジェクトの品質が期待以下になることが想定されます。

また、プロジェクト全体進行に影響を与えることで、プロジェクトの遅延や予算超過を引き起こすリスクが高まります。

ベンダーの技術力が不足している場合は、プロジェクトの目標達成がそもそも困難になるかもしれません。

ベンダー選定をする際には、選定に適切な時間とリソースを割くこと、適切な企業評価を実施することが重要です。

現地での作業が難しい

オフショア開発は現地での作業が難しいです。

時間もコストも要するため、頻繁に現地に赴くことはできず、リモート対応が大半を占めます。

対面のほうがパフォーマンスが高まるケースもありますが、オフショア開発においてそのような対応は困難です。

オフショア活用の3つのコツ

オフショア開発のデメリットを最小限に抑え、メリットを最大限享受するためにはどうすればいいのか、オフショア開発を利用する上でのコツを紹介します。

品質やコミュニケーション面を担保するための仕組み作りが重要です。

品質が維持できる仕組みを持っている

遠隔であっても、文化の違いであっても、品質が維持できる仕組み作りが大事です。

トラブルが発生した場合の対処法、成果物を開発するための具体的プロセスなど、できる限りの言語化を図ることが運用のコツです。

また、テスト自動化ツールなどを用いて、一定の品質を保証するなども品質を維持する上で非常に重要になってきます。

現地エンジニアと密にコミュニケーションを取れる仕組みが作れている

オフショア開発はコミュニケーションの壁を乗り越えなければなりません。

外国語を話せる人材の育成、現地通訳者の採用など、コミュニケーションの体制構築と仕組み作りが大事です。

オフショア開発のノウハウを持った企業に依頼する

成果を担保するためには、信頼のおける企業への開発依頼が必要です。

ベンダーのスキルや経験を適切に評価するためには、技術的な能力や業界経験を見定める深い洞察と理解が必要です。

また、ベンダーの過去のプロジェクトやクライアントからの評価を基に、その信頼性や実績を評価する必要があります。

安心安全なオフショア開発はAMELAに

今回は、オフショア開発のメリットとデメリットについて見てきました。

国内でのシステム開発も、海外でのシステム開発も、それぞれにメリット・デメリットがあるため、十分に比較検討する必要があるでしょう。

AMELAは、ベトナムでのオフショア開発を武器に、日本でも多くの開発実績を持つ会社です。

業務システムから、ユーザー向けコンテンツなど、あらゆる業界での実績があり、また技術領域も広いです。

現在、システム開発を検討されている場合には、是非一度ご相談いただければ、専任のITコンサルタントがしっかりとしたヒアリングをさせていただきます。