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【解決策あり】オフショア開発の7つの課題!なぜオフショア開発は難しいのか?

オフショア開発は、コスト面を考えると、非常にメリットの多い開発方法です。

その一方で、まだまだ課題も多い手法と言われています。

日本での実績も徐々に見られるようになってきましたが、専門とする会社でもプロジェクトが失敗する事もあります。

そこで今回は、オフショア開発の課題とその解決策を解説していきます。

これからオフショア開発にてシステム開発を進めたいと考えている方は、是非参考にしてください。

オフショア開発の7つの課題

生成AIやDXなど、急速に普及するインターネット環境をさらに発展させていくために、オフショア開発はなくてはならない手段となっています。

しかし、オフショア開発には様々な課題が潜んでいます。

どのような課題を抱えているのか、一つずつ取り挙げていきましょう。

文化や言葉の定義が違う

文化や言語の違いが誤解を生んでしまい、プロジェクトの遅延や品質の問題につながることがあります。

例えば英語が共通言語であっても、ネイティブと非ネイティブの間で定義やニュアンスの違いで受け取り方が異なる場合があります。

また、意思決定プロセスに関しても文化的な違いは大きな影響を及ぼします。

個人主義を重視する文化と集団主義を重視する文化では、意思決定がおこなわれるプロセスには違いがあります。

さらに、時間に対する認識も誤解を生み出しかねません。

時間を厳格に守る文化と時間を流動的に捉える文化では、プロジェクトへの取り組み方や期待される労働態度が異なるため、スケジュール管理や納期の認識に影響を与える可能性があります。

コスト削減に繋がらないケースも有る

オフショア開発をするメリットの一つとして、コストの削減が挙げられます。

しかし、実際にはコスト削減が実現しないケースも存在します。

例えば、管理やコミュニケーションの問題が原因でプロジェクトの遅延が発生し、追加の労働時間やリソースが必要となる場合です。

また、品質管理の問題もコスト改善を妨げる要因となり得ます。

オフショアチームが提供する製品やサービスの品質が期待に満たない場合、再作業や修正に伴う追加コストが発生します。

適切な品質保証プロセスが欠如していると、最終的により高いコストを払って問題を解決しなければならなくなるかもしれません。

さらに、ベンダー選定のミスもコスト改善が実現できない原因の一つです。

コンペなどで最も低コストの提案を選択することが必ずしも最良の選択になるとは限らず、スキルや経験が不足しているベンダーを選択することで、プロジェクトの品質や進行に問題が生じ、結果としてコストが増加することがあります。

エンジニアの質に差がある

エンジニアの質に差があることも課題の一つです。

これは国内の開発環境でも同様で、エンジニアのスキルレベルや経験、専門知識には個人差があります。

それでも、国内のエンジニアの場合には、資格などによりある程度の知識レベルを判断することは可能でしょう。

一方で、海外となると判断が更に難しくなるのです。

オフショア開発では、異なる国や地域の教育システム、業界の成熟度、技術トレーニングの機会などがエンジニアの質に影響を与える要因となり得ます。

最新の技術スキル/業界経験/コミュニケーション能力/問題解決能力など、様々なスキルに精通したエンジニアでなければ、余計なコストを払うリスクが生じます。

コミュニケーションの問題

言語の違いとは別に、コミュニケーションの部分についても大きな課題があります。

例えば日本人の場合は、直接的な意思表明をされると身構えてしまう傾向があるため、空気を読むなどといったノンバーバルコミュニケーションが重要です。

しかし、文化によってはストレートな意思表示をしないと伝わらないこともあります。

このような違いがオープンなコミュニケーションを妨げたり、フィードバックが適切に伝わらなかったりするだけでなく、プロジェクトの要件を誤解してしまったり、指示の不明瞭さを引き起こす可能性があります。

人材の入れ替えが激しい

オフショア開発は人材の入れ替えが激しいです。

その理由は国内と同様、技術者の需要が高い場合は人材がより良い条件を求めて頻繁に転職することがあるからです。

日本は終身雇用制が当たり前の時代が長かった事を考えると、海外の方が転職は一般的なもので、気軽に転職できてしまうことも、入れ替えが激しい1つの要因と言えそうです。

また、オフショア開発チームの管理が不適切であったり、文化や慣習に馴染めない場合は満足度が低下し、人材の流出につながる可能性があります。

管理面で問題がなかったとしても、一部の地域や国では職場を頻繁に変えることが一般的な文化となっている場合もあるため、ある程度人材が流動的になることは避けられません。

人材の入れ替えが頻繁に発生すると、プロジェクトの知識や経験が失われる、新しいチームメンバーのトレーニングに追加の時間とコストが必要になる、プロジェクトの進捗が遅れるなどといった悪影響を及ぼす可能性があります。

特にプロジェクトに参加したての時は、
・そもそもどういうものを作ろうとしているのか
・目的やゴールは何か
・仕様書の説明
など、説明事項も多く環境になれるまでに時間がかかります。

そのため、進捗が遅れるケースが多いのです。

開発がブラックボックス化する

主にコミュニケーションの欠如、不十分なプロジェクト管理、文化的な違い、または透明性の欠如などにより、開発がブラックボックス化する可能性があります。

ブラックボックス化が起こると、プロジェクトの進捗が不明瞭になり、開発の現状把握が難しくなります。

また、開発プロセスが不透明であると品質に関する問題やバグが早期に特定されず、後により大きな問題に発展する可能性があります。

さらに、コミュニケーションが円滑に取れなくなることで要件が正確に伝わらなかったり、途中で誤解が生じたりする可能性があり、期待と異なる製品が納品されるリスクがあります。

結果的に信頼関係が欠如することとなり、開発は失敗に終わる可能性が高まります。

運用保守で仕様を把握した人がいなくなる

システムは、開発して完了ではなく、しっかりと運用されてこそ意味があります。

そのため、人材の入れ替えが激しいことに起因する課題として、仕様を把握した人がいなくなるというリスクも想定されます。

知識やノウハウの共有が適切に果たされていない場合、開発に支障をきたす可能性は十分考えられます。

他にも、運用保守に対して1人月分の仕事を依頼できない(予算が足りない)場合に、開発した人と同じ人を確保しておいてもらえる保証はなく、他の案件に取られる可能性があるのです。

オフショア開発の課題を解決する方法

オフショア開発を普及、改良していくためには、先に述べた課題を解決するための方法を考えなければなりません。

解決手段としては何があるのか、成果をあげられる方法を紹介したいと思います。

良質で頻繁なコミュニケーション

互いの言語や文化の違いを正確に認識するためには、コミュニケーションの質と量が必要です。

違いを理解、尊重し、オフショア開発チームが効果的に協力することができれば、生産性のあるチームワークの実現は十分に可能です。

そのためにも、適切なツールを利用したり、定例会などの会議を設けるなどの働きかけが有効でしょう。

開発内容と仕様の明確化

ブラックボックス化を避けるため、開発内容と仕様を明確にすることも効果的な手段です。

言葉は違えど、仕様が明確になっていれば成果物に対する解釈がズレることはありません。

認識の齟齬を防ぐための手段として有効です。

徹底的な資料化

仕様を明確にするだけでなく、資料に落とし込むことでより過ちを防ぐことにつながります。

開発フロー、求められる仕様、最終成果物を可視化することは、コミュニケーションの壁を越える材料になります。

他にも、議事録やTODOリストなど適切な資料を用意することで、スムーズな開発が出来るでしょう。

オフショア開発と国内開発の併用

バックアップ的役割として、オフショア開発だけでなく国内開発を並行して進めることも課題の解決につながります。

しかし、並行開発するための工数や人員の確保、コストを考慮しなければなりません。

国内開発を並行する場合には、それぞれのメリットを活かせる様に開発範囲を分けたり、役割を分担するなどの工夫が必要になります。

受け入れテストの割合を多くする

石橋を叩いて渡るという考え方で、テスト回数を増やすことも一つの手です。

特に受け入れテストは、納品を確定するための最終的なテストですから、要件が全て含まれているかなどの確認を取る必要があります。

この受け入れテストにしっかりと時間をかけることで、運用開始後の不具合を減らすことが可能です。

その分、確認に要する時間が追加で発生するため、誤りを見つける可能性は上がると考えられる一方、コストも上昇します。

運用保守まで見越した契約をする

開発後に誤りを発見した場合でも、保守対応まであらかじめ契約をしておくことで解決を図れます。

運用開始後にトラブルが発生した場合でも、追加の費用などは発生せずに済みます。

オフショア開発の課題を解決する依頼方法

オフショア開発の課題解決方法は先に述べた通りですが、ここではより具体的な依頼の方法と見極め方を解説します。

日本人のITコンサルタントがいる会社を選ぶ

同じ日本人が所属するITコンサルタントの会社にオフショア開発を依頼できればトラブルは少なくて済みます。

言語や文化が同じであればコミュニケーションのハードルは下がります。

成果物、開発の目的確認など、認識の齟齬を防ぐことでオフショア開発のメリットを最大限享受することが可能です。

オフショアの開発実績が多い会社を選ぶ

実績は信頼の証です。

過去にオフショア開発を請け負った会社であれば安心して仕事を任せることができます。

また、実績のある会社であれば、業務の手順書やプロジェクトの管理ツールなど、成功を仕組み化した財産を保有している可能性が高いです。

開発実績の多い会社を選ぶことで、問題の解決を図ることにつながります。

業務内容をしっかりとヒアリングしてくれる会社を選ぶ

信頼できる企業、優秀なエンジニアの共通点として、プロジェクトを開始する一番初めのタイミングに最も力を入れてくれることです。

つまり、業務要件や仕様をどれだけしっかりとヒアリングしてくれるかどうかです。

丁寧なヒアリングをしてくれる企業は信頼できる証であると考え、オフショア開発を依頼してみるといいでしょう。

頻繁に報告資料を上げてくれる会社を選ぶ

報連相をきめ細やかにおこなってくれることも信頼できる要素の一つです。

報告資料はもちろんのこと、定期的なミーティングや進捗報告会を通じて、プロジェクトの進捗状況を可視化することができます。

依頼元がプロジェクトの一部として関与し、意思決定やフィードバックの機会を設けてくれる企業を選定するといいでしょう。

細かいスケジューリングが出来る会社を選ぶ

フットワークの軽さもオフショア開発には重要な要素です。

先に述べた報連相だけでなく、突発的な事案に対する処理速度など、スケジュールを細かく修正できる企業は、リモートが主たる連絡手段であるオフショア開発にとって安心感が強いです。

認識の齟齬を防ぐ役割も果たせることから、オフショア開発の企業選定要素として取り入れるといいでしょう。

初めてのオフショア開発はAMELAに

今回は、オフショア開発における課題について見てきました。

多くの課題がある一方で、それ以上にメリットも多いのがこのオフショア開発という手法なのです。

オフショア開発を適切に取り入れることで、長期的にプロジェクトを運営することが出来ますし、費用対効果の高いシステムを作ることが出来ます。

また、工夫次第でこれらの課題を解決することは可能ですし、しっかりと会社選びをすることで失敗は減らせます。

AMELAは、日本でも多くの実績を残しているオフショア開発を中心とした企業です。

これまでシステム開発で失敗した経験のある企業様も、開発の委託そのものに不慣れなお客様も、是非一度ご相談いただければと思います。