CASE STUDY ・ WEBサービス ・ PLBoard|損益・原価管理ダッシュボードの開発事例(仮称)
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- ZAC連携
- 損益管理
- 原価計算
※ 機密保持のため、企業名・プロジェクト名・システム画面は仮名およびモックに置き換えています。
この事例の根拠と読み方
根拠:移行時に保管されたAMELA名義の開発事例と、AMELAが公開するPLBoard操作デモを照合しました。資料とデモで確認できる範囲に限定して、課題、AMELAの担当範囲、設計上の判断を記載しています。
対象期間:公開資料には、本番導入後の測定期間や導入前後の比較期間が含まれていません。
確認できること:ZAC・給与データの取込、入力値の検証、原価計算、多軸集計、ロール別の閲覧範囲、損益ダッシュボードの画面構成を資料・デモで確認できます。
確認できないこと:実際の顧客名、案件数、処理時間、開発工数、工数削減率、利益改善、稼働率、計算精度、本番運用の継続状況です。
公開上の扱い:機密保持のため企業名・プロジェクト名・画面内の名称や数値は仮名またはモックです。カバーとデモの金額・件数を実績値として扱わないでください。
複数の事業と案件をまたいで、採算を見たい企業様
対象は、SI・インフラ・QAなど複数の事業セグメントを持ち、多数の顧客案件を部門やスーパーバイザー(SV)体制で運営するITサービス企業様です。案件ごとの売上と、人件費を中心とした原価を同じ基準で対応づけることが、経営判断の前提になります。
案件管理には外部ERP「ZAC」を利用し、そこに蓄積された案件実績とSV別の給与データを突合します。データの取込から集計までを一つの流れにすることで、顧客・部門・セグメントごとに採算を見るための判断材料を整えることが狙いでした。
採算を見るために、先に決めるべき4つの境界
- 集計の締めと更新タイミングを定義する損益の確定を待つと判断が遅れる
Excel手集計では、月次の集計と確認にタイムラグが生じやすい。
- 取込時の検証ルールとエラーの扱いを決めるデータ取込のミスを早く見つける
ZACや給与データを転記するだけでは、欠損や形式違いを後から発見しやすい。
- 集計軸と基準データの対応関係を揃える軸を変えて採算を見比べる
顧客・SV・部門・セグメントの切り口が分かれていると、改善対象を同じ画面で比較しにくい。
- 計算ルールとロール別の閲覧範囲を受入条件にする計算ロジックと閲覧権限を共有する
原価の計算方法や損益情報の公開範囲が担当者任せだと、同じ数字を見ても判断が揃わない。
取込・計算・分析・権限を、ひとつの流れへ
AMELAは、案件実績・人件費の取込から原価計算、多軸の損益集計、ダッシュボード表示、ロール別の閲覧制御までを一つの基盤として構成しました。どのデータを取り込み、どのルールで計算し、誰がどこまで見るのかを同じ業務フローで確認できるようにしています。


- 領域 01データ取込課題
ZAC・給与データの形式や欠損を確認する必要
解決策取込時のバリデーションでエラーを検出し、計算前に確認できる流れ
- 領域 02原価計算課題
担当者ごとに計算方法が分かれると、数字の根拠を説明しにくい
解決策原価計算ロジックを基盤に置き、同じルールで算出する構成
- 領域 03多軸分析課題
顧客・SV・部門・セグメントを横断して比べにくい
解決策ダッシュボードで切り口を切り替え、損益を同じ基準で確認する構成
- 領域 04アクセス統制課題
損益情報を誰がどこまで見られるかを先に決める必要
解決策ロール権限と部門別の閲覧範囲をマトリクスで管理する構成
ケース資料とデモで確認できる実装
- 取込前にエラーを確認できる流れ:ZAC・給与データを取り込み、検証結果を確認してから計算へ進む構成です。
- 原価計算の根拠をそろえる仕組み:人件費・経費を計算ロジックに渡し、同じルールで損益を算出する設計です。
- 切り口を変えて損益を確認できる画面:顧客・SV・部門・セグメントの軸を切り替えて見る構成を確認できます。
- 閲覧範囲をロールで管理する設計:部門や役割に応じた閲覧範囲をマトリクスで設定する考え方です。
ここで示しているのは、ケース資料とデモで確認できる実装上の構成です。売上、利益、工数、精度、処理時間などの業務成果を証明する測定結果ではありません。
- Stakeholder経営層損益を俯瞰する人一般的に
全社の損益を月次資料で確認するまで待つ
本ケースでは顧客・部門・セグメントをダッシュボードで切替
事業インパクト判断材料を同じ画面に集約資料・デモで確認できる構成 - Stakeholder経理取込と検証を担う人一般的に
転記後に欠損や形式違いを確認する
本ケースでは取込時のバリデーション結果を確認
事業インパクト計算前の確認手順をそろえる資料・デモで確認できる構成 - Stakeholder部門長・SV担当範囲の採算を見る人一般的に
担当顧客や部門の採算を別資料で照合する
本ケースではロールに応じた範囲で多軸集計を確認
事業インパクト改善対象を同じ基準で検討する資料・デモで確認できる構成
読者が使える実践ツール
損益・原価管理を導入する前に、次の項目を受入条件として整理します。
- 取込元(ERP・給与・経費)ごとに、項目名、更新頻度、欠損時の扱いを決める。
- 原価計算の対象、計算式、締め日、再計算の権限を文書化する。
- 顧客・SV・部門・セグメントなど、経営層と現場が共通で見る分析軸を選ぶ。
- ロールごとに閲覧・編集・承認できる範囲をマトリクスにする。
- 本番で測る指標(締めまでの時間、エラー件数、処理時間など)と対象期間、母数、除外条件を合意する。
記入例(受入条件):給与データの取込後に必須項目と期間を検証し、エラーが残る場合は原価計算を確定しない。経営層は全体を閲覧し、部門長・SVは担当範囲のみを閲覧する。導入後の処理時間やエラー件数は、合意した期間と母数で別途測定する。
導入判断は、数字の出所と権限から始める
PLBoardの事例から確認できるのは、取込・検証・原価計算・多軸分析・閲覧制御を一つの流れにした設計です。自社で導入を検討する場合は、まず基準データの出所、計算式の責任者、ロール別の閲覧範囲、公開後に測る指標と期間を決めてください。実装の比較だけでなく、数字を確定する条件と、誰が判断に使うのかまで定義できれば、要件と受入テストの範囲を具体化できます。




