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オフショア開発の費用と契約形態|見積もりを比較する8つのポイント

オフショア開発の費用と契約形態|見積もりを比較する8つのポイント

見積書のエンジニア単価だけを比べても、オフショア開発の総コストは分かりません。PM/BrSEやQAの体制、オンボーディング、クラウド環境、手戻りによって、顧客側を含む実際の負担は変わります。

同じ人数、同じ期間に見える二つの見積もりでも、含まれる役割と責任が違えば総額は比較できません。何を同じ条件にそろえればよいか、費用の内訳から確認します。

単価の外にある費用を分ける

オフショア開発の総コストを初期費用、継続費用、変動費用に分けた図
エンジニア単価だけでなく、立ち上げ、品質、運営、変更にかかる費用を分けて確認します。

初期費用

要件・現状調査、チーム設計、採用・アサイン、環境構築、セキュリティ設定、オンボーディングなどです。既存資料や環境が整っていない場合は、準備工数が増えます。

継続費用

チームメンバーの稼働に加え、PM/BrSEやQAの費用、管理費、ツール・クラウド費用などが発生します。見積もりに含まれる項目と、別料金となる項目を確認しましょう。

変動費用

増員、専門家の短期参加、時間外対応、出張、追加環境、ライセンスなどです。

契約モデルごとの見積もり

チーム・期間ベース

専属チーム型では、役割、人数、稼働率、期間をもとに費用を算出します。要件変更に対応しやすい一方、顧客側も継続的に優先順位を決め、成果を受け入れる必要があります。

成果物ベース

要件、納期、成果物を定めて見積もります。不確実性が高い場合、リスク費用または変更費用が発生しやすくなります。

段階型

調査・PoC・MVP・本開発を分け、各段階で次の投資を判断します。初期の不確実性が高い案件で検討しやすい方法です。

見積もりを比較する8項目

オフショア開発の見積もりを比較する体制、管理、環境、品質、変更、交代、保証、移管の8項目
各社の見積もりを同じ範囲と責任にそろえてから、総コストを比べます。
  1. 役割ごとの人数、経験、稼働率
  2. PM/BrSE/QAが含まれるか
  3. 開発・テスト・クラウド環境の費用
  4. コードレビュー、自動テスト、セキュリティ活動
  5. 仕様変更と追加作業の条件
  6. メンバー交代、増減員、引き継ぎの条件
  7. 不具合修正と保証の範囲
  8. 契約終了時の成果物・知識移管

同じ「5名チーム」でも、メンバーの経験レベル、PMの稼働、QA体制、各人の稼働率が異なれば、単純には比較できません。

見積書に出にくい顧客側の工数

  • 要件と優先順位の整理
  • 質問・レビュー・受け入れ
  • セキュリティとアカウント管理
  • 国内関係者との調整
  • 手戻りと再テスト
  • ベンダー交代時の移管

外部チームを活用しても、プロダクト判断と受け入れに必要な社内工数は残ります。

単価ではなく成果とリスクで見る

費用評価では、開発量だけでなく、リードタイム、本番欠陥、手戻り、リリース頻度、チーム継続性、顧客側管理工数を確認します。安価な見積もりでも、認識差と品質問題が多ければ総コストは高くなります。

見積もり依頼に必要な情報

  • 事業目的と対象プロダクト
  • 希望する期間と開始時期
  • 必要な技術と役割
  • 既存チームと不足している能力
  • 開発プロセスと利用ツール
  • 品質、セキュリティ、言語要件
  • 要件の確定度と変更頻度
  • 予算条件と増減員の可能性

単価が低くても、PM/BrSE、QA、初期移管、顧客側の管理工数が別条件なら、総コストは低いとは限りません。AMELAの専属チーム型オフショア開発では、チーム体制と稼働期間、変更の見込みを軸に費用を設計し、案件の特性に応じて契約形態を検討します。

※費用と契約条件は、体制、期間、責任範囲によって異なります。本稿は一般的な比較観点であり、個別の見積もり・契約条件を保証するものではありません。