CASE STUDY ・ 介護業界 ・ CareLogic(仮称)
- Nuxt 2
- TypeScript
- Element UI
- Highcharts
- PWA (Workbox)
※ 機密保持のため、企業名・プロジェクト名・システム画面は仮名およびモックに置き換えています。
介護分野でSaaSを展開する「MedicalCare Net」様。
全国の介護事業者向けに、ケアマネジメント支援・記録業務効率化・教育研修ツールを提供するSaaS事業者。介護保険制度の複雑さを「現場で使えるデジタルツール」に翻訳し、新人〜ベテラン介護人材の生産性向上に取り組んでいます。
ビジネスモデルは月額サブスクリプション+研修ライセンス。導入は特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援事業所など多岐にわたり、一施設あたり3〜20名の介護専門職が日常業務で利用しています。
介護人材の育成と判定品質、4つの設計課題。
- 新人ケアマネの判定ロジック習熟スピードを早めたい
74項目× 8区分×厚労省マニュアルという複雑な判定ロジックを、座学だけで覚えるのは難しい。習熟期間が長期化すれば、現場配属が遅れ、人材不足を加速させる。
- 紙の調査票で発生する転記・採点ミスを無くしたい
手書きで集計・転記・採点を行うと、数%のミスが常態化。誤判定は要介護度の認定結果に直結し、利用者のサービス内容や負担額に影響する重大リスク。
- ベテランの判断ノウハウを属人化させたくない
複数のケアマネが同じ対象者を判定しても、経験差で結果が揺れる。ノウハウがベテランに集中し、退職・異動時に組織から失われるのはサービス品質の重大リスク。
- 研修中も通信環境に依存せず使いたい
施設内Wi-Fiは不安定なことが多く、特に出張研修や災害訓練ではネットが使えない場面も。オンライン前提のツールでは現場で使えない。
ゼロから内製で、4つの領域を同時に解決。
PWAで動作する単一SPA +厚労省ロジック準拠の判定エンジン+直感的な人体図UI +結果可視化の4領域を、ゼロから内製で構築。すべて端末内で完結し、利用者の個人情報をサーバへ送信しない設計で、研修・現場運用の両方に対応する基盤を立ち上げました。


- 領域 01入力UX課題
74項目を順次入力するだけでは、認知負荷が高く新人が脱落しやすい
解決策8ステップ人体図UI区分ごとに進捗を可視化し、身体機能項目はクリック直感入力
- 領域 02判定エンジン課題
厚労省ロジックは複雑で、人手計算では揺れが生じる
解決策クライアントサイド判定エンジン厚労省ロジック準拠のTypeScriptモジュールが即時算出
- 領域 03結果可視化課題
結果が数値のみだと、研修生が「なぜこの判定になったか」を学びにくい
解決策スコア内訳+グラフ可視化信頼度・要介護度別分布・スコア寄与をグラフで提示
介護人材の育成と判定品質を、両立する基盤。
- 習熟スピードの加速。新人ケアマネが反復練習で判定ロジックを段階的に学習できる基盤。座学だけでは長期化していた習熟期間を大幅に短縮。
- 判定品質の標準化。経験差による判定揺れが消失し、誰が・どこで・いつ判定しても同一精度。属人化を組織知に転換。
- 現場運用の柔軟性。通信環境に依存しないオフライン稼働で、研修中・出張先・災害訓練でも使える「現場で本当に使える」ツールに。
- 経営観点での研修コスト削減。集合研修の頻度低減・OJT期間短縮・ベテラン依存度の低下により、教育コストを構造的に削減。
- StakeholderSTAKEHOLDER新人ケアマネ一般的に
座学+紙の模擬調査票で半年〜1年
CareLogicでは6シナリオの反復で段階的に習熟、進捗ダッシュボードで自己評価
事業インパクト育成期間を1/6に短縮配属までの時間が短く、人材不足の緩和に直結 - StakeholderSTAKEHOLDER現場ケアマネ一般的に
経験差で判定が揺れ、確信が持てない
CareLogicでは判定エンジンで瞬時に事前見立て、信頼度%で根拠を提示
事業インパクト判定揺れがゼロに利用者・家族との信頼を担保、サービス品質を組織で標準化 - StakeholderSTAKEHOLDER施設長/運営一般的に
紙の調査票・集合研修の頻度が高くコスト負担大
CareLogicではセルフラーニング基盤で集合研修頻度を低減、OJT時間も短縮
事業インパクト研修コストを構造的に削減事業所運営の固定費を圧縮、人材を本業に集中 - StakeholderSTAKEHOLDERSaaS経営層一般的に
介護領域SaaSは機能差別化が難しく価格競争に陥りやすい
CareLogicでは「現場で本当に使える」研修ツールとして他社製品との差別化軸を確立
事業インパクトプロダクトの差別化軸を獲得他社製品と価格競争に陥らず、サブスク継続率を向上




