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地域店舗のO2Oは、アプリを作る前に「来店をどう記録するか」を決める。

CASE STUDY ・ 小売業 ・ MachiLink(仮称)

  • React Native
  • NestJS
  • Socket.IO
  • TypeScript
  • MySQL
  • MongoDB

※ 機密保持のため、企業名・プロジェクト名・システム画面は仮名およびモックに置き換えています。

01CLIENTお客様について

この事例の根拠と読み方

根拠は、AMELAの移行元ケース資料、CMS登録内容、AMELAが公開するMachiLinkケースページと、2026年8月30日に確認した操作可能なデモです。公開ケースにはAMELAのロゴと事例表記があり、利用者アプリ、店舗コンソール、運営コンソール、APIをAMELAの支援範囲として記録しています。

  • 確認できること:地図・カテゴリからの店舗検索、店舗詳細、来店QR操作、ポイント付与、クーポン利用、店舗とのチャット、来店履歴、店舗登録申請の審査、サブスクプラン管理の画面と操作。
  • 確認できないこと:本番の店舗数・利用者数・来店数、クーポン利用率、再来店率、売上効果、開発期間・工数、処理性能、セキュリティ水準、個人情報保護の適合性、SLA、可用性の実績。
  • 公開上の扱い:企業名、プロジェクト名、画面、店舗名、利用者名、日付、件数、金額、ポイントは、機密保持のため承認済みの仮名またはモックです。デモ値を顧客の本番実績として扱いません。
02CHALLENGE解くべき設計課題

導入前にそろえるべき、五つの業務定義

案件資料で整理された導入前の問題は、利用者が地域店舗を見つける接点と、店舗が来店後も関係を続ける手段が分かれていたことです。個別機能を選ぶ前に、次の五点を同じ業務フローとしてそろえる必要があります。

  • 役割

    利用者、店舗担当者、運営者が閲覧・更新・承認できる範囲を決めます。

  • 来店イベント

    どのQRを、誰が、いつ読み取り、重複や取消をどう扱うか決めます。

  • 特典

    ポイント付与・失効とクーポン利用の条件、上限、訂正手順を決めます。

  • 対話

    店舗と利用者のチャットについて、受付時間、通知、禁止事項、通報・保存期間を決めます。

  • 運営

    店舗登録の審査、公開停止、プラン変更、問い合わせ、監査記録の責任者を決めます。

03ARCHITECTURE共に築いた構成

AMELAがつないだのは、三つの画面と一つの来店記録です

AMELAのケース資料では、React Native、NestJS、Socket.IO、TypeScript、MySQL、MongoDBを用いた構成が示されています。公開デモでは、利用者が店舗を探して来店QRを操作し、その記録を店舗側が確認し、運営側が店舗申請とプランを管理する流れを確認できます。

MachiLinkで来店履歴、ポイント付与、チャットを確認できる店舗向け公開モック画面
店舗向けの公開モック。来店件数、付与ポイント、クーポン利用、評価は機能を説明するサンプルです。
MachiLinkで利用状況、店舗申請、サブスクプランを確認できる運営向け公開モック画面
運営向けの公開モック。店舗数、利用者数、来店数、クーポン利用率、料金は本番実績ではありません。
  • 領域 01利用者アプリ
    課題

    近くの店舗と利用条件を探す必要があります。

    解決策

    地図・カテゴリ、店舗詳細、QR、ポイント、クーポン、チャットを一つの導線にまとめます。

  • 領域 02店舗コンソール
    課題

    来店と特典の処理を店舗側で確認する必要があります。

    解決策

    来店履歴、付与ポイント、クーポン利用、利用者との対話を同じ画面群で扱います。

  • 領域 03運営コンソール
    課題

    掲載店舗と提供プランを統制する必要があります。

    解決策

    店舗登録申請の審査、利用状況の表示、プラン管理を運営者向けに分けます。

  • 領域 04API・データ
    課題

    三者が同じ店舗・来店・特典の状態を参照する必要があります。

    解決策

    モバイルと管理画面をAPIで接続し、画面ごとに記録が分断されない構成にします。

04IMPACT生み出す価値

確認できた到達点と、適用時の条件

公開資料とデモから確認できる到達点は、店舗の発見、来店の記録、特典、対話、店舗審査を、利用者・店舗・運営者の役割に分けて一つのサービスとして扱う構成です。来店QRの操作後にポイント表示が更新されるため、画面の紹介だけでなく、来店イベントと特典のつながりも確認できます。

ただし、デモで確認できるのは公開用モックによる画面と操作です。実運用では、QRの使い回しや位置偽装への対策、ポイント残高の訂正・失効、クーポン併用、退会時の扱い、チャットの通報・保存、位置情報と個人情報への同意、店舗審査基準、会計・決済との境界を個別に設計する必要があります。本記事は、集客、再来店、売上などの定量的な改善を保証しません。

05CLIENTお客様について

読者が使える実践ツール

企画・RFP作成の前に、次の「役割・イベント・指標・同意・運用シート」を埋めると、既存サービスで足りる範囲と個別開発が必要な範囲を比較できます。記入例は公開デモの操作をもとにしたもので、本番の運用値ではありません。

  • 役割:利用者は店舗検索・QR・特典・チャット、店舗は来店確認・特典・返信、運営者は店舗審査・公開停止・プラン管理を担当する、という初期案から権限表を作る。
  • 来店イベント:例として「店舗固有QRを利用者が読み取る→時刻・店舗・利用者・付与ルールを記録→店舗側に表示」と定義する。重複判定、取消、端末紛失、オフライン時の扱いも決める。
  • 特典:付与条件、利用条件、有効期限、併用可否、残高訂正、返金・取消時の戻し方、問い合わせ時に参照する記録を決める。
  • 指標:表示回数、店舗詳細閲覧、QR読取、特典付与、クーポン利用、再来店を別イベントとして定義する。売上との因果を自動的に結び付けない。
  • 同意と保存:位置情報、チャット、来店履歴について、取得目的、同意画面、保持期間、削除依頼、店舗への開示範囲を決める。
  • 運用と受入確認:店舗申請、審査差戻し、公開停止、QR重複、特典取消、チャット通報、退会、障害時の手動処理を役割別に確認する。

評価用データには、複数カテゴリの店舗、同名店舗、期限切れクーポン、重複QR、取消済み来店、停止店舗、未読チャットを含めてください。正常系だけでなく、訂正と例外の記録が残るかを確認することが重要です。

06IMPACT生み出す価値

比較すべきは機能数ではなく、来店記録と責任の境界です

地域店舗向けO2Oサービスを比較するときは、地図やクーポンの有無だけでなく、来店イベントの正本、ポイント・クーポンの訂正、利用者同意、店舗審査、チャット運用、例外処理、受入用データを同じ条件で並べてください。在庫や販売まで店舗業務に含める場合は、ReStockの多店舗商品管理事例も比較材料になります。

店舗と利用者をまたぐ業務・データ・運用責任を整理したい場合は、AMELAのDXコンサルティング支援をご覧ください。