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在庫を見て発注する業務を、確認可能な自動化へ。

CASE STUDY ・ 小売業 ・ StockLink|POS連携・自動発注の開発事例(仮称)

  • React
  • NestJS
  • Puppeteer
  • TypeORM
  • Redis
  • POS連携
  • 自動発注
  • RPA
  • 入荷照合
  • 受け入れ条件

※ 機密保持のため、企業名・プロジェクト名・システム画面は仮名およびモックに置き換えています。

01CLIENTお客様について

この事例の根拠と読み方

根拠:移行時に保管されたAMELA名義の開発事例、公開中の操作デモ、匿名化済みの画面素材です。これらから、AMELAがPOS在庫の取得、発注候補の算出、外部システム連携、入荷照合、実行ログの画面と機能を実装したことを確認できます。

対象期間:公開資料には本番運用の測定期間や導入前後の比較期間が含まれていません。したがって、発注時間、欠品、在庫精度、作業量、売上などの改善結果は扱いません。

確認できること:在庫から要発注SKUを抽出する画面、発注候補の確認、APIのない仕入先ポータル・EDIへのRPA連携、発注と入荷の照合、定時タスクと実行ログの構成です。

確認できないこと:実際の店舗数、SKU数、発注件数、欠品率、過剰在庫、処理時間、稼働率、仕入先側の受信結果、個人情報・認証情報の保護、運用期間および業務成果です。

公開上の扱い:機密保持のため、顧客名、サービス名、商品名、仕入先名、発注番号、日時、数量、在庫、タスク結果などは仮名またはモックに置き換えられています。カバーと画面内の数値も実績値ではありません。

POSに在庫があっても、発注業務がつながるとは限らない

複数店舗を運営する小売・流通事業者では、POSに蓄積された在庫・販売データと、仕入先ごとの発注手順が別々になりがちです。担当者が在庫を確認して発注先の画面へ入力し、入荷後に発注内容と照合する流れを個別に管理すると、差異が出たときにどの記録を正とするか判断しにくくなります。

StockLinkの設計対象は、在庫データ連携、発注業務、外部システム連携、運用監視の四領域です。自動化の範囲を広げる前に、どのデータを起点にし、どの操作を人が承認し、どの状態を例外として扱うかを定義しました。

02CHALLENGE解くべき設計課題

自動化の前に決めるべき四つの境界

  • 在庫と発注数:POSの在庫・販売データをどの時点で取得し、要発注SKUと数量の候補をどう確認するか。
  • 発注の確定:提案された数量を誰が承認し、取消・変更・再実行をどの状態で許可するか。
  • 外部連携:API、EDI、仕入先ポータルごとに、変換項目、認証、送信結果、失敗時の再処理をどう記録するか。
  • 入荷と例外:入荷数量の差異、発注なし、部分入荷を誰が確認し、在庫やマスタへ反映する条件をどう置くか。
03ARCHITECTURE共に築いた構成

在庫・発注・入荷照合・監視を一つの業務フローへ

AMELAは、ケース資料とデモで確認できる機能を、担当者が確認すべき順序へ整理しました。

  • 在庫データ連携:クラウドPOSから在庫・販売データを取得し、発注候補の算出へ渡す構成を実装しました。
  • 発注管理:要発注SKUと発注数を一覧で確認し、仕入先ごとの発注処理へ進める画面を設けました。
  • APIがない相手との連携:RPAで仕入先ポータルの画面操作を再現し、CSV・EDIの項目変換を扱う構成にしました。
  • 入荷照合と監視:発注と入荷の差異を確認し、定時タスク、実行ログ、通知を管理する画面を用意しました。
StockLinkで発注と入荷を照合し差異を確認する画面
発注数量と入荷数量を照合し、差異や発注なしを確認する画面。発注番号、仕入先名、日時、数量は匿名化またはモックです。
04IMPACT生み出す価値

ケース資料とデモで確認できる実装結果

  • POS在庫を起点に、要発注SKUと発注候補を確認する導線を実装しました。
  • APIのない仕入先ポータルをRPAで操作し、EDIやCSVの項目を変換する連携構成を用意しました。
  • 発注、入荷、差異、発注なしを同じ業務フローで確認できる画面を設けました。
  • 定時タスクのスケジュール、実行状態、実行ログ、Teams・メールへの通知を管理する画面を実装しました。
StockLinkの自動化タスクと実行ログを確認する画面
POS取込、発注数算出、RPA発注、入荷照合のタスクとログを確認する画面。日時、件数、成功・失敗状態はモックです。

これらは公開可能な資料とデモから確認できる画面・機能です。発注工数の削減、欠品や過剰在庫の防止、受発注ミスの減少、納期の安定、無人運用の継続を証明するものではありません。本番導入では、承認、再実行、認証情報の管理、仕入先側の結果確認を受け入れ条件に含める必要があります。

05IMPACT生み出す価値

読者が使える実践ツール

自動発注の受け入れ条件は、次の順で整理できます。

  1. POS、発注、入荷、商品マスタの基準データと、それぞれの更新責任者を決める。
  2. 要発注SKUと数量の算出ルール、対象期間、除外条件、承認者を記録する。
  3. 発注の「候補、承認済み、送信済み、失敗、取消」を定義し、再実行できる担当者を指定する。
  4. API、EDI、ポータルごとに、項目変換、認証方法、送信結果、エラー通知の確認方法を決める。
  5. 入荷の「一致、部分入荷、発注なし、数量差異」を分け、在庫反映と差し戻しの条件を決める。
  6. 本番公開後に測る指標、対象期間、母数、除外条件を決め、デモの日時・件数・成功表示を実績として扱わない。

記入例(受け入れ条件):発注は「候補→承認済み→送信済み→入荷照合」の順に進める。ポータル連携が失敗した場合は自動で再送せず、運用担当者がログと仕入先側の受信結果を確認してから再実行する。入荷数量が発注数量と異なる場合は「数量差異」として止め、在庫反映は担当者の確認後に行う。