CASE STUDY ・ 工業 ・ BrandCore(仮称)
- WordPress
- PHP
- ACF
- dompdf
- MySQL
※ 機密保持のため、企業名・プロジェクト名・システム画面は仮名およびモックに置き換えています。
製品ページと仕様書のずれを、CMS要件として捉える
対象は、産業用機器の製品カタログ、仕様書、お知らせ、採用情報をWebで発信する製造業です。移行元のケース資料では、製品情報の更新、仕様書作成、問い合わせ・採用受付、お知らせ・FAQの運用が、それぞれ設計課題として記録されています。
AMELAが担当した範囲として確認できるのは、WordPressを基盤にした製品情報管理、入力内容からの仕様書PDF生成、問い合わせ・採用フォーム、管理画面の構成です。企業名、プロジェクト名、製品名、型番、画面内の件数・日付・状態は、機密保持のため承認済みの仮名またはモックに置き換えています。
先に分けたのは、運用を支える四つの責任です
CMS製品を選ぶ前に、この四つの責任を分けると、パッケージで足りる範囲と個別開発が必要な範囲を比較しやすくなります。
- 製品データの正本
製品名、型番、分類、仕様をどこで管理し、WebとPDFへどう反映するかを決めます。
- 仕様書PDF
CMSの入力値から生成する範囲と、画像・注意事項・承認版を別管理する範囲を分けます。
- 問い合わせ・採用受付
入力項目、同意、受付後の確認先、対応状態を分けて管理します。
- 更新権限
製品、お知らせ、FAQ、受付情報ごとに、編集・公開・閲覧できる担当者を決めます。
構造化した製品情報を、Web・PDF・受付へつなぐ
移行元資料では、WordPressとACFで製品項目を構造化し、PHPとdompdfで仕様書PDFを生成する構成が示されています。問い合わせ・採用フォームにはMW WP Form、業務データにはMySQL、運用時の持ち出しにはCSV出力が記載されています。
公開デモでは、製品カテゴリによる絞り込み、製品詳細、仕様書PDFへの導線、問い合わせ・採用フォーム、製品・お知らせ・FAQ・受付を確認する管理画面を操作できます。


- 領域 01製品情報管理課題
項目と分類をそろえて管理する必要があります。
解決策WordPressとACFで製品データを構造化します。
- 領域 02仕様書PDF課題
Webと別入力にすると差分が生まれます。
解決策PHPとdompdfで入力項目をPDFへつなぎます。
- 領域 03フォーム受付課題
問い合わせと採用応募で項目と確認先が異なります。
解決策MW WP Formで受付種別を分けます。
- 領域 04管理運用課題
製品、お知らせ、FAQ、受付を分けて確認する必要があります。
解決策管理画面とMySQLで対象ごとの状態を扱います。
確認できたのは、更新と受付を分けて管理する仕組みです
公開資料とデモから確認できるのは、製品情報を項目として保持し、製品ページと仕様書PDFの導線へつなぐ構成です。問い合わせと採用応募をフォームで受け、製品、お知らせ、FAQ、受付情報を管理画面で分けて確認する操作も確認できます。
一方で、本番の製品点数、PDF生成件数、更新時間、転記ミスの削減率、問い合わせ・応募の増加、対応漏れの減少、運用コスト、セキュリティ水準、可用性は確認できません。そのため、本記事では構成と操作境界を成果として扱い、定量的な業務効果は示していません。
この事例の根拠と読み方
- 根拠:AMELAの移行元ケース資料、CMS登録内容、2026年8月26日に確認した公開デモの動作と画面。
- 対象期間:公開資料に記載された開発範囲と、上記確認日時点のデモ。
- 確認できること:製品カテゴリ・詳細、仕様書PDFへの導線、問い合わせ・採用フォーム、製品・お知らせ・FAQ・受付を扱う管理画面、WordPress・ACF・dompdf・MW WP Form・MySQLを用いた構成。
- 確認できないこと:本番データ量、処理性能、更新頻度、利用率、工数・コスト削減、問い合わせ・応募への効果、権限設計の詳細、監査・認証・法令適合、障害・可用性の実績。
- 公開上の扱い:企業名、プロジェクト名、製品名、型番、画面、件数、日付、状態は機密保持のため仮名またはモックです。実在する顧客、製品、業績を示すものではありません。
導入前に、データの正本と公開責任を決める
製品情報をCMSへ集約しても、承認前の仕様や廃番情報まで自動公開してよいとは限りません。製品データの責任者、下書きと公開の権限、PDFを再生成する条件、旧版の保存、公開停止時の扱いを決める必要があります。
フォームには個人情報が含まれます。保存期間、通知先、閲覧権限、削除手順、同意文面、迷惑送信対策、障害時の代替受付は、導入企業の規程と法務確認に合わせて別途設計してください。
読者が使える実践ツール
要件定義の前に、次の「データ正本・PDF・受付・権限・受入確認シート」を埋めると、CMS側と業務側の責任を整理できます。以下は公開デモで確認できる機能を使った記入例であり、BrandCore本番環境の運用値ではありません。
- 製品データの正本:CMSの製品項目をWeb表示とPDF生成の入力にする。基幹データとの同期有無と責任者は別途決める。
- PDF生成:承認済みの項目だけを出力する。仕様変更時の再生成、旧版の保管、ファイル名の規則を決める。
- 受付:問い合わせと採用応募で入力項目と通知先を分ける。受付番号、対応状態、期限の管理方法を決める。
- 権限:製品編集、お知らせ・FAQ編集、公開承認、受付閲覧を分ける。退職・異動時の権限削除を決める。
- 受入確認:同じ製品データがWebとPDFへ反映される、未承認情報を公開しない、必須・同意・エラー表示が動く、受付を権限外の利用者に見せないことを確認する。
実データで評価する場合は、製品項目の種類、PDFのページ構成、同時編集者、フォーム件数、保存期間、連携先、除外条件をそろえて、導入前に受入基準を定義してください。
CMSの選定より先に、運用の境界を比較する
製造業向けCMSで最初に比較すべきなのは、機能数だけではありません。どのデータを正本にし、誰が公開を承認し、PDFとWebの差分をどう防ぎ、受付情報を誰が扱うか。この境界が決まれば、既製CMS、プラグイン構成、個別開発を同じ条件で比較できます。
製品データと公開業務の境界を整理したい場合は、AMELAのDXコンサルティング支援をご覧ください。
09 / DEMO
公開デモで、製品・フォーム・管理画面を確認する
- シナリオ製品担当者カテゴリ絞り込み、製品詳細、仕様書PDFへの導線デモを起動 →
- シナリオ問い合わせ担当者問い合わせ・採用フォームと入力項目デモを起動 →
- シナリオ運用管理者製品・お知らせ・FAQ・受付を扱う管理画面デモを起動 →




